かわいい愛犬と遊びたい、でもしつけもきちんとしなくちゃ……。そんな飼い主の願いをかなえるのが「K9ゲーム」だ。人と犬が一緒に暮らすために必要な資質やマナーを、飼い主も犬も簡単に楽しく身につける目的で、米国のイアン・ダンバー博士が考案。9種類のゲームで構成される。競技性も兼ね備え、愛犬とともにスポーツ感覚で楽しめる。
都内であった体験会に愛犬と参加した。「ミュージカルチェア」はイス取りゲーム。犬を連れて歩き音楽が止まったら、「お座り」「待て」をさせ、飼い主がイスを取りに行く。犬が動いたらイスを離れなければならない。座れなかった飼い主は他の犬の気を引いてもいい。それで動けば再びイスをねらえる。このゲームは「飼い主について歩く」「お座り」「待て」の基本動作が必要になる。
「ドギーダッシュ」は2頭のかけっこ競争。ヨーイドンでゴール地点にいる飼い主が犬を呼び寄せ、先にお座りできた方が勝ちだ。わが家のトイプードルはスタッフの元に猛ダッシュして場内爆笑に。「犬は鼻の方向に走るので、鼻が飼い主さんの方を向いたタイミングで声をかけて」とトレーナーがアドバイスしてくれた。
ほかには、くわえさせた物を目標の地点に落とさせる「テイク&ドロップ」や、犬と一緒にダンスする「イヌとワルツ」など難易度の高いゲームも。公式大会は9頭で結成したチームで得点を競う。
ファビちゃん(メス、3歳)と参加する渋谷区の大谷香菜子さん(41)の「ザ・ユンカース」は、ミニチュアシュナウザーのみのチーム。「なかなかできなくても、チームで助け合い、励まし合いながらトレーニングできる。できたときに9人9頭全員で喜べるのもうれしいですね」と話す。
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