カラフルな円盤(リング)が青空を横切ってスーッと飛んでいくイメージ(cross the sky)から、スカイクロスと名づけられた。リングと地面が平行になるようにして投げると、50メートルくらい先までまっすぐに飛ばすことが出来て、気持ちがいい。
リングは真ん中に穴が開いていて、約50グラムと軽い。直径30センチの形状記憶特殊樹脂の枠にナイロンの布地を張ってあり、弾力性があるので当たってもけがの心配はほとんどない。高齢者から子どもまで、年齢や体力に関係なく、手軽に楽しめる。医学博士で京都大名誉教授の故万井正人さんが、高齢者の健康づくりを目指す研究の実践として、1997年に考案した。
様々な楽しみ方があるが、競技としては、「ソフトゴルフ」と、最初に投げたリングを目標にし、その上に重ねるように投げる「おっかけ」が代表的。ソフトゴルフは、目標コーンに向かってリングを投げ、入るまでの回数を得点として、その少なさを競う。
競技は通常10〜14人でプレーするが、決まりはなく、何人でも可能。コース数も規定はなく、広さや時間に応じて適宜決めていい。競技途中でリング同士が重なった場合、上の人にペナルティーとして1点加え、下の人からは1点減らす「ノルナーの規則」がある。
コーンは倒しても自然に起きあがる構造で、風を受けて傾くことはあっても倒れることはなく、風で揺れるコーンを狙うのも楽しさの一つ。坂道の途中に置くことも可能だ。競技場所は整地の必要はなく、林の中でも傾斜地でもどこでもいい。千葉県四街道市レクリエーション協会の山崎紀栄子さん(55)は5年前、新聞でスカイクロスの記事を読んで興味を持ち、京都まで行って上級講座を受けた。「参加する人や会場など、その時の状況に合わせてアレンジできるところが楽しい」と話す。
問い合わせは、日本スカイクロス協会(TEL06・6971・9190、http://www.skycross.jp)。