昭和30年代に子どもたちの間で大ブームになったフラフープが、大人のスポーツとして生まれ変わった。ただ回すだけでなく、フラフープを使って踊る「フープダンス」だ。
アメリカの西海岸を中心に、第2次フラフープブームが起こっている。同国でもかつては子どもたちの遊び道具だったが、今は大人が夢中に。ウエストだけでなく、胸や首、太もも、ひざ、足首といったからだの色々な部位でフラフープを回しながら、音楽にのってダンスパフォーマンスをする。これを、アメリカ認定のフープダンスインストラクター、Marioさんが日本に紹介した。
6月からフープダンスのレッスンを受けている台東区の簗田咲さん(28)は「簡単そうに見えますが、最初は普通に回すだけで1時間もかかってしまった」と振り返る。回せるようになると、さまざまな音楽にのって踊る楽しさに夢中になった。「普段は使わない筋肉を使ってることを実感します。その成果か友人に『後ろ姿がスッキリしたね』と言われました」
1年半ほど前からフープダンスの教室を始めたMarioさんだが、日本では踊ることがアメリカほど身近ではないため、なかなか広まらなかったという。「日本では、踊ることよりも、ダイエット効果を期待する人が多かったんです」。そこでMarioさんは、それらのニーズに応える形で、ウエストで回すことを基本動作に全身を動かし、ダイエット効果をねらう「フープエクササイズ」を考案した。
フープエクササイズは、フープを回し続けながら、手や足などを動かす。「二つ以上の動作の組み合わせが難しく、最初はなかなか体が思うように動いてくれませんが、その分、運動効果が上がります。意外と頭も使うので、中高年にもオススメです」
問い合わせはフープ東京(TEL03・6804・6288、http://hooptokyo.com)。