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2007.9.19(水)更新  サンプラザ中野/ロックに 3rd LOVE
白雪姫にぞっこん
 アイドル歌謡が好きだった。サンプラザ中野だー!

 60年生まれの俺(おれ)の10代が幕を開けたばかりの71年。ニッポンに「新三人娘」が降臨した。「新三人娘」とは小柳ルミ子・南沙織・天地真理の3人。デビュー順に並べてみた。

 小柳さんのデビュー曲は微妙に演歌のにおいのする「わたしの城下町」。作詞は故・安井かずみ。作曲は平尾昌晃。色白の肌に浴衣姿。ちらりとのぞく八重歯が魅力的だった。歌もとっても上手だった。彼女と俺は、今現在、同じボイストレーナー・MICHIKOさんに習っている。また音域が広がったのだそうだ。すごい。

 南さんのデビュー曲は「17才」。作詞・有馬三恵子。作曲は筒美京平である。心が弾むポップスである。ややハスキーな歌声は、コケティッシュだった。自分にとって、「沖縄=音楽」と印象づけたのは彼女が最初。彼女も歌がうまかった。

 そして天地さんである。なんと彼女こそは、俺が世の中で一番好きだった女性アイドルなのである。白雪姫様なのである。雑誌「平凡」「明星」のピンナップを部屋に喜々として張ったものである。デビュー曲は「水色の恋」。そして俺が初めて小遣いで買ったレコードが、6枚目のシングル「若葉のささやき」。73年の作品である。作詞・山上路夫。作曲は森田公一。千葉県市原市の八幡宿駅前のレコード店で買った。俺、中学1年生の初夏のことである。あー、懐かしい。ちょっと恥ずかしい。

 「新御三家」のことも書かねば。野口五郎・郷ひろみ・西城秀樹のお三方である。71年から72年にかけてデビューしている。野口さんは最初演歌で登場した。郷さんは小柳さん同様、ボイトレ・メイトである。西城さんとはお仕事をした。作詞をさせていただいた。96年の「パラサイト・ラヴ」という作品。そしてトリビュートアルバムにも参加させていただいた。ロック感覚あふれるシャウトを日本に持ち込んだ初のシンガーと思う。

<サンプラザ中野 プロフィール>

1960年生まれ、山梨県出身。46歳。84年に爆風スランプのボーカルでデビュー。7月からソロ活動を開始。

(2007年9月19日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
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