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イラスト・題字 山本祐司 |
「隣の町まで歩いてみよう」
そう思った事ありませんか?車や電車では行ったことはあるが、歩いて行ったことってない。一度行ってみたい。同じ行くなら、誰かと行こう。2人より大勢がいい。どうせ行くなら、早く着いた者に褒美を出そう。競争だ、よーいドン!スポーツの最初の一歩は、こんな単純な「遊び心」から始まったんじゃないだろうか。
「あれっイシマル君は、近道によそンちの庭を通ったぞ、いいのか?」。では、これからは、しっかりとルートを決めます。「すみませ〜ん、イシマル君にゴールで進路妨害されたんですけど」。では、ルールを作りましょう。他の出場者の邪魔をしてはいけない。触ってもいけない。「イシマル君に、ネチネチとしゃべり掛けられて、集中出来ないんですけど」。はい、ではしゃべってもいけません。「イシマル君、なんか変な薬飲んでいるんですけど」。試合後尿検査しま〜す。「イシマル君、チョコレートもらって、わざと負けたらしいよ」。追放!
「遊び心」は、どんどんルールを作り、進化していく。この先、どんな風に枝分かれし、発展していくのかと考えると、楽しみで仕方がない。さあ、私たちも原点に返って、その一歩を踏み出そうではありませんか、隣の町に向かって。
半年間、私の主観的なスポーツを観戦いただきまして、ありがとうございます。今回で、残念ながら試合終了となります。どこかで、汗を流している私を見かけたら、声を掛けて下さい。
そうか、大リーグに進出した野茂選手もイチローも、初めはこう思っただけなのかもしれませんね。
「隣の町まで、行ってみよう!」
=おわり