懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2007.2.21(水)更新  特集/パイプオルガンを気軽に
■特集 目次 ヘ    ■コラムのトップページ へ
タイトルロゴ

 荘厳なたたずまいで、圧倒的な存在感を誇るパイプオルガン。その豊かな音色を無料で楽しめる機会があるって、ご存じですか?

花模様ロゴ  月一度、無料の演奏会  花模様ロゴ

 静寂を破って鳴り渡る高音。地響きのように突き上げてくる低音。会場が豊かな音の波に包まれる。

 東京芸術劇場では、月1回パイプオルガンのコンサートが開かれている。劇場のシンボルでもあるオルガンの音色を多くの人に知ってもらおうと、99年にスタート。昼のひと時に無料で楽しめるとあって、多い時は1000人以上が詰めかける。

 総重量70トン、巨大楽器のパイプは9000本に及ぶ。素材や形、サイズは様々で、長いものだと12メートルにもなる。これらのパイプに風を送り込んで振動させ、音を鳴らす仕組みだ。

 曲の合間に、からくり仕掛けのようにオルガンが横に回転し始めた。茶色く重厚なデザインとは打って変わった、白く現代的なオルガンが裏から表れると、観客席からどよめきが起きた。床の回転装置を使って、背中合わせの2台を入れ替えている。専属オルガニストの小林英之さん(51)は、「構造が違いますから、演奏に適した音楽も変わってきます。茶色い方はバロックやルネサンス、白い方はロマン派。1回のコンサートで幅広く楽しめますよ」と話す。

 パイプオルガンには一つとして同じものが無い。建物の造りによって、オルガンの設計や規模も影響を受けるためだ。「様々な演奏会に出かけ、音やデザインの違いを比べてみると面白いでしょう」

 オルガンの仕組みを学ぶ講座も隔月で開いている。間近に見学でき、実際に鍵盤にも触れる=写真右。終始歓声が絶えず、参加した女性は、「コンサートでの聴き方が変わってきそうです」。

「ランチタイムパイプオルガンコンサート」

 次回は3月15日(木)、午後0時15分から30分間。未就学児同伴の場合は、ロビーでのモニター鑑賞。

 ▼「オルガン講座」=次回は3月15日(木)、午後2時。高校生以上対象先着50人。事前にチケット(1000円)の購入を。東京・池袋の東京芸術劇場(池袋駅、TEL03・5391・2111)。

東京芸術劇場のパイプオルガン
(写真上) オルガニストは、手と足の両鍵盤を操るだけでなく、レバーで音色などを調節して演奏する=東京芸術劇場で
パイプオルガンの仕組みを学ぶ
区切りバー
「見て楽しむ」工夫も凝らして

 鍵盤上を軽やかに滑る指、ペダルを踏む足元−−。パイプオルガンの両脇と足元に据えられた3台のカメラが、曲に合わせて演奏風景をとらえ、大スクリーンにその動きを映し出す=写真

 月1回、東京オペラシティでランチタイムに行われるコンサートは、音を「聴く」だけでなく、「見て」も楽しめるのが特徴だ。パイプオルガンは壁に据え付けられているため、演奏者の表情はもちろん、手や足の動きを普段、観客側から知ることはできない。「見えているのは背中だけなので、どこから音を出しているのかと不思議がられます」と先月のコンサートで演奏を担当した高橋博子さん(34)。

 「ブラックボックス」との異名を持つパイプオルガンの演奏を「見る」ことで新たな発見も多い。お昼前に立ち寄ったという主婦たちは「足の部分からあの低い音が出るのを知って、少し利口になった」「両足使いがすごかった」と興奮した様子で会場をあとにした。

 もともと子ども向けの公開リハーサルで大スクリーンを使い好評だったのをヒントに、3年半前から始まった。演奏時間45分、昼時という時間帯も受け、営業の外回り途中だというサラリーマンや昼食がてら足を延ばすOLの姿も少なくない。

東京オペラシティのパイプオルガン

「ヴィジュアル・オルガンコンサート」

 次回は2月23日(金)、午前11時45分。4月から未就学児の入場不可。東京・西新宿の東京オペラシティ、コンサートホール(初台駅、TEL03・5353・0770)。

厳かな空間でロゴ
築地本願寺

 古代インド様式の外観を持つ寺院本堂(写真)に入ってすぐ後ろをふり返ると、頭上にパイプがずらり。音楽による仏教伝道を願って70年に寄進された大小約2千本のパイプを持つオルガンで、普段は結婚式などで使用される。昨年から始まったコンサート「2000の風」では仏教賛歌のほか、クラシックなど幅広く聴ける。毎月最終(金)、午後0時20分から30分間。東京都中央区築地3丁目(築地駅、TEL03・3541・1131)。

築地本願寺
東京カテドラル聖マリア大聖堂

 カトリック教会の聖堂(写真)で、祈りを挟んで30分ほどの演奏が楽しめる「オルガン メディテーション」。イタリア様式のパイプオルガンは、構想から完成までに4年、現地の職人十数人がかかわったという。濁りのない音色が特徴で、大聖堂の長い残響の中でも美しく響く。最近では信者よりも一般の来場者が多い。原則毎月第2(金)、午後7時から45分間。年に数回コンサートも開催。東京都文京区関口3丁目(江戸川橋駅、TEL03・3941・3029)。

東京カテドラル聖マリア大聖堂
※4会場ともに予約不要、入場無料
(2007年2月21日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください。)
 
特集 目次 ヘ   パイプオルガンを気軽に TOP ヘ   コラムのトップページ へ

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2007 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.

懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行