不用品、デザインで再生
――――美大生と協力 作り替えの試み
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古い文机からベンチを製作。引き出し部分に照明を入れて幻想的に=昨年の野外音楽イベント「ap bank fes」に展示した作品。 |
いらなくなった家具や廃材をデザインし直し、よみがえらせる――。家庭の不用品を回収する会社が、芸術家の卵たちと、こんな事業に取り組んでいる。
回収した物のうち、リサイクルできずに廃棄処分場へ運ばれるのが約5割。特に木製の家具が多かった。「もったいないですよね」と、「ウインローダー社」の営業開発部長の嶋民仁さん(33)。
デザインは都内の美大生に依頼。タンスが学習机に、テーブルがベンチにと、いつも斬新なアイデアが集まる。設計図をもとに、都家具工業組合などの職人が製作し、リサイクルショップで販売している。
昨年夏、手持ちの家具を予算や希望に応じて作り替えるセミオーダーメードも始めた。「祖母の形見で捨てられない」「学生の自由な発想で作って欲しい」など、依頼はさまざま。相談、見積もりは無料だ。
「捨ててしまうなら利用して面白い物を作ってしまおう、そんな気持ちで気軽に試して欲しいですね」と嶋さん。問い合わせはウインローダー(03・3390・2161)。
◆ ZOSEとエコデザイン研究所の試み展
3月13日(火)〜17日(土)、午前10時〜午後7時半(13日は午後3時〜5時半、17日は5時まで)。東京都渋谷区神宮前5丁目の地球環境パートナーシッププラザ(表参道駅)。東京造形大大学院生の有志などによる展示会。中古家具をリメークした作品を展示。