
川面を染める千本桜
東京の下町を南北に流れる隅田川。浅草の中心からすぐの吾妻橋の上流に「千本桜」がある。両岸を埋めるように植えられた約一キロの桜並木が、満開になると辺りを薄いピンク色に染める。
3月23日から、この千本桜を船から鑑賞できる水上バス「お花見号」の運航が始まる。両国の発着場から乗船し、まずは川下へ。越中島や佃島、近代的なマンション群が並ぶリバーシティ21など、桜の絶景ポイントをめぐる。河口から折り返し、吾妻橋をくぐっていよいよ千本桜付近をクルーズ。歩行者専用の桜橋に着く、約50分間の船旅だ。土日は、東京湾をまわる約2時間のコースとなり、お台場で乗降もできる。
昨年までは、桜の開花期に予約制で約40便を運航した。だが、3倍以上の申し込みが殺到。今年は予約のいらない定期便にし、便数も増やした。
「満開の桜も見事ですが、散った後に、花びらで埋めつくされる川面も風流です」(東京都公園協会)
◆東京水辺ライン「お花見号」
3月23日(金)〜4月8日(日)((月)休み)。平日は午前11時〜午後5時25分の5便。(土)(日)は11時〜5時の3便。1000円(小学生500円)から。各便先着140人。問い合わせは東京都公園協会(03・5608・8869)。