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2007.4.24(火)更新  特集/大画面で異空間旅行
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 ゴールデンウイーク目前、友人の海外旅行の予定を歯がみしながら聞いている、あなた。もっと遠くへ行きませんか? 宇宙空間や、恐竜が闊歩(かっぽ)する太古の時代――。最新技術による迫力ある映像が、つかの間の別世界にいざなってくれます。
 
おもてなし
日本橋HD DVDの「星空の贈りもの」。
南極のオーロラと、星空が広がる(イメージ)
 最新技術で、宇宙へワープ

 頭上のドーム形スクリーンに満天の星空が輝く。そこから視界は大気圏を通り抜けて、無限に続く宇宙空間へ。青い地球を横目に、土星の輪をくぐり、銀河系の外の世界へと向かっていく。目の前には、無数の未知なる銀河の光景が広がった。

 3月にリニューアルした、東京都葛飾区「郷土と天文の博物館」のプラネタリウム。惑星や星の位置など、最新の天体観測データを基に作られたプログラムは、見る人の知的好奇心をくすぐるだけではない。猛スピードで向かってくる星の間をすり抜ける、スリル満点の場面もある。

 学習施設のイメージが強いプラネタリウムだが、最近は大人が楽しめるところも増えている。星を映し出す投影機とCGのデジタル映像を組み合わせることで、立体感が加わり、映画以上の臨場感も演出できるようになった。

 横浜市磯子区の「横浜こども科学館」で、3月から始まった「宇宙大衝突」は、地球と天体が衝突して月が誕生する瞬間をCGで再現。米航空宇宙局(NASA)の人工衛星が撮影した太陽の表面の荒々しい実写映像と合わせ、宇宙の神秘を雄大に物語る。席が急傾斜の階段状なので、座ると余計なものが目に入らず、大画面を独り占めできる。

 東京・日本橋で6月末まで営業している「日本橋HD DVD」は、星の数が500万個。普通のプラネタリウムだと、ぼやけた帯にしか見えない天の川も、肉眼では観測できない星の光を加えることで、くっきりと映し出される。

 ◆ 郷土と天文の博物館(お花茶屋駅、TEL03・3838・1101)。450円、小中学生150円、未就学児50円(入館料込み)。

 ◆ 横浜こども科学館(洋光台駅、TEL045・832・1166)。千円、小中学生500円、4歳以上300円(同)。

 ◆ 日本橋HD DVDプラネタリウム(三越前駅、TEL03・3271・0080)。プログラムは800円〜千円(小学生半額)。

 ◆ プラネタリウムBAR
 直径4メートルのドーム形の天井に、星空やオーロラのほか「銀河鉄道の夜」のCG映像など20のプログラムを上映。テーブルには星座の早見表が置いてある。予約で、生まれた日の星空を映すサービスも。
 東京都港区白金台4丁目(白金台駅、TEL03・3440・2595)。午後7時〜翌午前4時((日)(祝)は0時まで)。カクテル1000円から。ソファ席1200円、カウンター席600円のチャージが必要。要予約

 ◆ ムーミンオーロラカフェ
ムーミンオーロラカフェ  季節の星空やオーロラが、直径7メートルのドーム形の天井に映る下で、北欧風料理を楽しめる=写真。5〜30分の番組を、1日数回上映。
 横浜市都筑区池辺町、ららぽーと横浜2階(鴨居駅、TEL045・414・1876)。レストランは午前11時〜午後10時。

 
画像提供:国立科学博物
画像提供:国立科学博物館
恐竜時代へトリップ
 360度の視界「シアター360」

 右から左へ、足元や頭上をイルカが滑っていく。正面からは巨大なクジラがやって来て、のみ込まれたと思った瞬間、今度は行列をなすゾウの群れの上空を飛行。さらには宇宙空間へ――。

 愛知万博(愛・地球博)で長蛇の列を作った人気パビリオン「長久手日本館」から東京・上野の国立科学博物館へ移築され、昨年末オープンした「シアター360(サンロクマル)」。直径12・8メートルの球体の内側に橋が渡してあり、そこから継ぎ目のない、360度のパノラマ映像が楽しめる。立つ場所によって見え方が違うため、1日に何度も訪れる人もいるとか。

 万博時のプログラム「生命(いのち)のきらめき」のほか、6500万年前の恐竜時代にタイムスリップする「恐竜の世界――化石から読み解く」=写真=を上映中。


 ◆ 国立科学博物館(上野駅から徒歩5分)。
 上映は午前9時半〜午後4時半((金)は7時半まで)。1回8分。内容は2カ月で入れ替わる。常設展入館料(大学生以上600円)が必要。浮遊感、スピード感があるため、小学生未満の入場は保護者同伴で。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)。
映画の世界へGO!

「コミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)」  東京・銀座のソニービルで、映画「スパイダーマン3」の公開(5月1日(火))に先駆けたイベントを開催中。「繭」をイメージした楕円(だえん)形の空間に200インチの大スクリーンを設置し、「最高水準の」映像と音響システムを体験できる「コミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)」で、予告やメーキング映像を上映する=写真はイメージ。館内のポイントを巡ると、抽選でペア500組に同作品の劇場鑑賞引換券(東京・お台場のシネマメディアージュでの使用のみ)などが当たるラリーなども。

 ◆ソニービル(銀座駅B9出口に直結、TEL03・3573・2371)。
 イベントは、5月6日(日)までの午前11時〜午後7時。詳細はホームページ(http://www.sonybuilding.jp)で。


(2007年4月24日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)

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