最新技術で、宇宙へワープ
頭上のドーム形スクリーンに満天の星空が輝く。そこから視界は大気圏を通り抜けて、無限に続く宇宙空間へ。青い地球を横目に、土星の輪をくぐり、銀河系の外の世界へと向かっていく。目の前には、無数の未知なる銀河の光景が広がった。
3月にリニューアルした、東京都葛飾区「郷土と天文の博物館」のプラネタリウム。惑星や星の位置など、最新の天体観測データを基に作られたプログラムは、見る人の知的好奇心をくすぐるだけではない。猛スピードで向かってくる星の間をすり抜ける、スリル満点の場面もある。
学習施設のイメージが強いプラネタリウムだが、最近は大人が楽しめるところも増えている。星を映し出す投影機とCGのデジタル映像を組み合わせることで、立体感が加わり、映画以上の臨場感も演出できるようになった。
横浜市磯子区の「横浜こども科学館」で、3月から始まった「宇宙大衝突」は、地球と天体が衝突して月が誕生する瞬間をCGで再現。米航空宇宙局(NASA)の人工衛星が撮影した太陽の表面の荒々しい実写映像と合わせ、宇宙の神秘を雄大に物語る。席が急傾斜の階段状なので、座ると余計なものが目に入らず、大画面を独り占めできる。
東京・日本橋で6月末まで営業している「日本橋HD DVD」は、星の数が500万個。普通のプラネタリウムだと、ぼやけた帯にしか見えない天の川も、肉眼では観測できない星の光を加えることで、くっきりと映し出される。
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郷土と天文の博物館(お花茶屋駅、TEL03・3838・1101)。450円、小中学生150円、未就学児50円(入館料込み)。
◆ 横浜こども科学館(洋光台駅、TEL045・832・1166)。千円、小中学生500円、4歳以上300円(同)。
◆ 日本橋HD DVDプラネタリウム(三越前駅、TEL03・3271・0080)。プログラムは800円〜千円(小学生半額)。