「大手町から東銀座までの約2キロ、地下道を歩いて行けます。先月、複合商業施設・有楽町イトシアにつながる地下道が開通したので、約1時間で銀座へ出られます」と教えてくれたのは、有楽町駅前再開発組合事務局長の瀧見浩之さん(65)。さっそく地下道探検へと案内してもらった。
瀧見さんは、元千代田区職員。同区の歴史や文化への造詣が深く、「丸の内オアゾは旧国鉄の本社跡地。鉄道マンの象徴的ビルでしたね」と行く先々でウンチクを披露してくれた。
瀧見さん。東京駅地下広場で
丸ビルなどに立ち寄りつつ、京葉線につながる地下道を歩き、有楽町・銀座へ。有楽町イトシアの地下道は銀座駅と日比谷駅をつなぐ。天井に杉板を使うなど明るく広々としている。
オフィスビルなどの地下街を抜け、高層階にも上ってちょっと気分転換。地上は一度も歩かない。
地下道というと、とかく無機質な壁が続くイメージがある。けれど実際に歩いてみて、多彩な地下街、地下ギャラリーと飽きる暇がなかった。歩くほどに「この道はどこに続くのか?」という期待感も膨らみ、東銀座までの約3時間があっという間だった。
最近、地下道は利用法が広がりつつある。東京メトロでは、空きスペースでのコンサートや店舗設置も進んでいる。
地上とはひと味違う散策を満喫できるはずだ。

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有楽町イトシアの新しい地下道
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