 中山律子さん |
団塊世代に「ブーム」再び
「『団塊世代』の皆さんは、体がボウリングを覚えているので、私のコーチはいらないですね」
「さわやか律子さん」の愛称で知られる、日本プロボウリング協会の中山律子会長=
写真=があいさつすると、会場は「団塊ボウラー」の大きな拍手と笑いで沸いた。1950年3月31日以前に生まれた人を対象にした、西武ボウリングチェーンの会員組織「D’s Club」の発足記念大会でのひとコマだ。
ボウリング場に、客足が戻っている。中心になっているのは50〜60代。70年代初めの大ブームの際、青春時代を過ごした世代だ。天候に左右されず手軽に楽しめるボウリングは、学生や企業の娯楽に利用されることが多かった。加えて、最近では個人客が増えている。
 練習に励む「団塊ボウラー」=新所沢ボウルで |
「親子で楽しめるようにレーンをフラットにする安全対策や全面禁煙など、ボウリング場のイメージも変わってきています」。品川プリンスホテルの結城正幸・エンターテインメント部長はそう話す。
一方、若い世代のボウラーにも注目が集まる。人気と実力を兼ねそなえた女子プロやアマチュア選手たちが、トーナメント形式で戦うテレビ番組「P★League(Pリーグ)」(日本テレビ系列)。先月末から始まった地上波放映は、深夜枠にもかかわらず3%前後の視聴率をはじき出している。
中山さんはボウリングの魅力をこう語る。
「プロ・アマ問わず、どんな楽しみ方もできるスポーツ。ブランクがあっても、何歳からでも始められます」