懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2007.11.27(火)更新  特集/うまい日本酒、親しみやすく
■特集 目次 ヘ    ■コラムのトップページ へ

 本格的な酒造りの時期に入り、新酒の便りも届きはじめた日本酒。それまでなじみが薄かった人や女性にも親しまれるようになってきました。


今年最初の新酒が入り、新しい杉玉に掛け替える=東京都千代田区神田神保町の甲子屋酒店で
新酒の知らせ軒先に
 11月中旬、東京・神保町にある甲子屋(きのえねや)酒店の軒先に青々とした杉玉が掛けられた。今年醸造された新酒の入荷を知らせる風物詩だ。同店、小川聡さん(28)の顔がほころぶ。一年の中でも、最も心待ちにしていた日だ。

 店には蔵元と直接取引をする酒が多く並ぶ。各酒が持つ個性、蔵人(くらびと)が酒に込めた思いを伝えたいと、客との話にも熱が入る。「ここ数年はひとりでお越しになる女性が増えていますね」と小川さん。

 デパ地下の和洋酒売り場でも同じような動きがある。東急百貨店で日本酒のバイヤーを務めて9年になる高田明さん(46)は、「香りが立ち、旨(うま)みを感じやすい冷酒を買い求める女性が増えている」という。同店はそんな女性客を意識して、香りの華やかな吟醸酒以上の180ミリリットル飲みきりサイズを十数種そろえ、今後より充実させていく意向だ。

 日本酒造組合中央会も、女性にもっとおいしく、オシャレに日本酒を楽しんでもらいたいと、3年前から講座を開講する。新しいものに対して感度が高い30代の女性をターゲットに企画したが、参加者の年齢層は20〜50代と幅広い。講師の一人でタレントの島田律子さん(39)は「日本酒は懐の深い飲みもの。日本食だけでなく、イタリアンとの相性もいい」と、食事と一緒に楽しむスタイルを薦める。

 日本酒は、原料の水と米、蔵人の技術の結晶。高度な醸造技術を要する繊細な酒だ。「飲む温度が5度違えば味の印象も変わる」と同会広報担当者。雪冷えや花冷え、日向燗(ひなたかん)に人肌燗と、飲用温度の表現も多彩。それぞれの酒の味、香りに合った適温がある。

 秋口の冷やおろしに続き、これから新酒の季節を迎える。まずは一杯、自分好みの日本酒を見つけてみませんか。


 ◆輪島の復興を応援するプロジェクト「WAJIMA×Kakitsubata」
 輪島の主要産業である漆器業、酒造業と若手デザイナーとのコラボレーション。日常生活で使える輪島塗の酒器(写真左は作品「Shuki」)などと市内酒造メーカー6社の日本酒を展示し、震災後の産業復興をPRする。展示品の受注販売も。ボトルは利き酒師が飲んでイメージした色の包装紙に包まれ=写真右=、漆の杯での試飲もできる。12月2日(日)まで。
 ギャラリー「燕子花(かきつばた)別館」 東京都目黒区青葉台2丁目(中目黒駅)。午後1時〜7時。(月)(火)休み。問い合わせは03・3770・3401。
「WAJIMA×Kakitsubata」
「WAJIMA×Kakitsubata」

 ◆新酒を求めて蔵へ!イベントへ!
 蔵元見学=08年2月9日(土)、午後1時40分、茨城県那珂市鴻巣の常陸鴻巣駅集合。1823年創業の木内酒造で、酒造りの工程を見学する。同蔵でしぼりたての大吟醸酒の試飲もできる。無料。20人。要予約先着)。オプションで食事会(5000円)あり。
 問い合わせはウイメンズ日本酒会(03・3433・4447)。

 新酒まつり=08年2月22日(金)、午後6時半、さいたま市中央区新都心のラフレさいたま(さいたま新都心駅)。埼玉県内の新酒を蔵人と交流しながら立食形式で楽しむ。5000円。150人。要予約先着)。
 問い合わせは県酒造組合(048・521・0926)。

 ◆日本地酒協同組合のアンテナショップ――北海道から熊本までの地酒が集まる
 約30蔵・200種以上の地酒を取り扱う。常時20種ほどの試飲も可。都内では入手しづらい商品が並ぶ。
 「SAKE STUDIO」 東京都千代田区神田佐久間町3丁目(秋葉原駅)。午前11時半〜午後7時。(土)(日)(祝)休み。問い合わせは03・5823・6116。

 ◆女性のためのOsakeスクール
 和洋を含めた各料理との合わせ方、日本酒カクテルの作り方など、新しい日本酒の楽しみ方を提案する。初心者向け。主催は日本酒造組合中央会。次回は08年2月5日(火)から(全4回)。1万5000円。20人(抽選)。12月初旬から受け付ける。詳細は問い合わせを。
 「日本の酒情報館」 東京都港区西新橋1丁目(虎ノ門駅、TEL03・3519・2091、http://www.japansake.or.jp)。

 ◆小粋な空間で気軽に一杯「はせがわ酒店」
 表参道ヒルズ3階、カフェの並びにあるバー。日本酒を中心に常時12、3種類の酒を楽しめる。バーのメニューは日替わりで、1杯500円前後と値段も手頃。買い物帰りに、待ち合わせ前に、ふらりと立ち寄る人が多い。今のおすすめは発泡性日本酒「Bijoufu」(1杯300円)。アルコール度数が低く、日本酒ビギナーや苦手意識を持っていた人にも好評と言う。持ち帰りやすいようにと、一升瓶でなく4合瓶をそろえ販売する。「日本酒のブティック」をコンセプトに、昭和初期のラベルを復刻したものやスワロフスキーをあしらった限定ボトルも。
 「はせがわ酒店」 東京都渋谷区神宮前4丁目(表参道駅)。午前11時〜午後10時ラストオーダー(日曜は午後9時)。問い合わせは03・5785・0833。
はせがわ酒店 素敵なグラスで
はせがわ酒店 クリスマスを意識したボトル
 


(2007年11月27日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
特集 目次 ヘ   うまい日本酒、親しみやすくTOP ヘ   コラムのトップページ へ

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2006 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.