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2007.12.25(火)更新  特集/作ろう逸品おせち
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作ろう 逸品おせち


 おせち料理は、郷土の食文化が色濃く反映されるもの。そこで、東京、有楽町、新橋の駅周辺にある日本各地のアンテナショップ10店を巡り、その土地の自然や文化に思いをはせながら、正月料理を集めてみました。


           撮影・久保寺誠 スタイリング・中山暢子
〜有楽町からスタート〜

 買い出しは、まずは有楽町駅からスタート。駅前の東京交通会館1階の北海道どさんこプラザ(TEL03・5224・3800)は、いつも込み合う人気店だ。
作ろう逸品おせち「本数の子黄金松前」(1450円)は、数の子をスルメと昆布でしょうゆ漬けにしたもの。

 2階の滋賀県東京観光物産情報センター(TEL03・5220・0231)では、近江八幡の郷土料理を。
作ろう逸品おせち赤こんにゃく」(265円)。冠婚葬祭にかかせない。普通のこんにゃく同様、煮しめでも楽しめる。

 地下1階は、海の幸がそろういきいき富山館(TEL03・3213・1244)。
作ろう逸品おせち昆布巻 蒲鉾(かまぼこ)」(389円)は、昆布で巻いた富山ならではの品だという。

 日比谷駅近くにある石川県のアンテナショップ加賀・能登・金沢 江戸本店(TEL03・3500・3883)。
作ろう逸品おせちかぶら鮨(ずし)」(1680円)は、塩漬けしたカブラにブリの切り身を挟んでコウジに漬け込む金沢の特産。

 外堀通り沿いには、銀座熊本館(TEL03・3572・5022)がある。
作ろう逸品おせちからし蓮根」(840円)は、レンコンの穴に麦みそと混ぜたカラシを入れた名産品。江戸時代、病弱な藩主が食べて回復したという言い伝えにちなみ、健康を願って正月にも食べるようになったという。

 晴海通り沿いには、いわて銀河プラザ(TEL03・3524・8282)。
作ろう逸品おせち焼うに」(2100円)は、三陸でとれたバフンウニを、アワビの貝殻にのせて焼き上げたぜいたくな逸品だ。

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〜東京・日本橋へ〜

 東京駅八重洲中央口すぐの京都館(TEL03・5204・2260)は、伝統工芸のセミナーも人気の店。ここで、おせち料理には外せない黒豆を。
作ろう逸品おせち丹波の黒豆」(525円)は、大ぶりで粒ぞろいの豆をつややかに炊きあげた。ほっくりとした食感が特徴。

 日本橋近くのおいでませ山口館(TEL03・3231・1863)には、エソを主原料に直火で直接焼き上げる「焼抜」という独特の製法で作ったかまぼこがそろう。
作ろう逸品おせち朱巻」(840円)は白いカマボコに赤い渦を巻いて、見た目も華やか。



〜最後は新橋、築地市場〜

 新橋駅近くに、香川県と愛媛県が共同で運営するせとうち旬彩館(TEL03・3574・7792)がある。
作ろう逸品おせちあげ巻」(1050円)は、エソのすり身を薄揚げで巻いた愛媛・宇和島の伝統食。自然の塩味があるすり身に、蒸し上げる際に揚げのうまみが染み込んで、香ばしい風味を出す。

 アンテナショップ巡りのゴールは、師走の買い物客でにぎわう築地場外市場にあるコウチ・マーケット(TEL03・5565・1295)。
作ろう逸品おせち(あゆ)の一夜干し」(924円)は、四万十川周辺で作った珍味。一夜干しにすることで、うまみをとじ込めることができるという。焼いてほぐせば箱にもきれいにおさまる。



 さあ、これで全部そろいました。しめて1万63円。重箱に彩り良く詰めて、と。残り物でなお松の内3日間は楽しめそうです。


(2007年12月25日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください。)
 
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