名物は音に味わい
冷え込みの強まる夕方まで人で込み合う川崎大師の仲見世=
写真下。飴(あめ)を切る音が通りに鳴り響く。環境庁(現環境省)の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれた。威勢のよい声につられ「松屋の飴総本舗」へ。飴切りには「厄を切る」との意味もあるという。
約150メートルの仲見世を抜けた山門そばにあるのが名物久寿餅(くずもち)の「住吉」。この喫茶「珈琲(こーひー)茶房 餅陣住吉」で、好評という新商品「くずもちサンデー」=同上=を注文。千葉のマザー牧場直送のソフトクリーム、黒蜜、きなこ、あんがのる。
次は江戸前料理を出す料亭「恵(え)の本(もと)」へ。江戸時代からの川崎大師名物「蛤(はま)なべ」を出すのは今ではここ1軒という。鍋は要予約。あなご丼にハマグリのお吸い物をつけてもらう。幅が10センチ近くあるハマグリは滋味豊かで、じんわりと温まった。
松屋の飴総本舗
午前7時半〜午後6時((土・日)は7時から)。TEL044・277・5318
珈琲茶房 餅陣住吉
午前9時〜午後4時半。(水)休み。TEL044・277・4439
恵の本
午前11時〜午後9時((日・祝)は7時まで)。(木)休み。TEL044・288・2294