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2008.2.19(火)更新 特集/南房総 農家で花摘み
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地図
 千葉県南房総市は花真っ盛りです。2月19日は二十四節気の「雨水(うすい)」。暦の上では雪から雨に変わるころですが、ここではひと足早く、生産者と話しながら3月末まで花摘みが楽しめます。


磯花会


 畑を生かす熱意
 花を育てることで地域が栄えれば――そんな願いから5年前に千倉町にできた生産者グループ「磯花会」。11人の生産者が共同で農園を営む。

 「質のいい花を安く提供したい」と代表の坂本文蔵さん=写真右。仲間と勉強会を開くなど花づくりに余念がない。

 90センチ×5メートルの土地に好きな花を5種65株植えられる「花畑オーナー制度」。最近はリピーターが増えてきた。

 今春の新企画は、夜間のライトアップ。夜の花畑は、昼とはまた違った雰囲気だ。

  「磯花会」坂本さん
 千倉町平磯(TEL090・1807・1351)。ストック、矢車草など15本で500円

 【花畑オーナー制度
 来年度分は、7月中旬から8月上旬に募集予定。
 問い合わせは市観光協会千倉支部(0470・44・3581)。



はま太郎


 花持ちの助言も
 キンセンカの生産日本一の白浜町。道の駅・白浜野島崎の隣に、6人の生産者が経営する「はま太郎」の農園がある。

 ストックやパンジーのほか、地元の小学生が体験学習で植えたキンセンカと菜の花も摘むことができる。

 ハウスの中は、ストックの甘い香りで満ちている。「花から蜜が出るのよ」とストックの栽培を担当する戸部さかえさん=写真。蜜を指先に取って舌でなめると、ほんのり甘かった。「でも、虫がつきやすいから育てるのが大変」

 最もいい状態の花を持ち帰って長く楽しんでもらうため、花摘みのポイントを書いた札を立てたり、水切りや水揚げの方法を記したメモを客に手渡したりしている。

  はま太郎
 白浜町滝口(TEL0470・38・5519)。ストック100円、パンジー10本200円など。



南総園


 つぼみに心和む
 海に面した国道沿いに「花摘み」の看板が並ぶ、和田町花園。房州の花栽培発祥の地といわれ、切り花用のキンギョソウやカーネーションの栽培が盛んだ。

 「つぼみがちょっと色づいたくらいのものを選んで、茎を下の方から長めに切り取るといいですよ」と祖父の代から続く花摘み農園「南総園」を営む間宮達也さん=写真左

 入り口ではさみを受け取り、ビニールハウスの中へ足を踏み入れると、花の甘い香りと、色とりどりのキンギョソウが目に飛び込んでくる。市場で人気のピンクや白のほか、赤やオレンジなど常時5色以上。園内を自由に散策しながら、花摘みが楽しめる。

 「キンギョソウは切り取った茎からまた茎が伸びてきます。見ごろを迎える春先なんて、振り返るともうさっき切り取った花が咲いているんじゃないかと思うほど」

  南総園
 和田町花園(TEL0470・47・4269)。キンギョソウ80円、カーネーション80円など。

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 白浜町
  ・花美咲園 白浜406。花の配達も可。問い合わせは090・4740・9406。
  ・青木花摘み園 白浜5956の5。問い合わせは0470・38・4456

 千倉町
  ・小さな花屋 白間津842。問い合わせは0470・43・1762。
  ・江戸屋 白間津872。問い合わせは0470・43・1319(本橋さん)

 三芳
  ・粕谷農園 千代148。問い合わせは道の駅「三芳村」鄙(ひな)の里(0470・36・4116)。

 ちばプロモーション協議会(TEL043・225・9170)が、観光キャンペーン「早春ちばめぐり」にちなみ、南房総産の花束(送料込み4000円相当)を10人にプレゼント。
はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を記し、郵便番号260・0015千葉市中央区富士見1の12の7、千葉県観光協会「花束プレゼント」朝日係。2月29日消印有効。
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キンセンカの天ぷら
 ストックやキンギョソウの花びらを散らしたちらしずし、キンセンカの天ぷら……。無農薬栽培の食用花「エディブルフラワー」を使った花料理はビタミン豊富で目にも鮮やか。

  旅館・民宿で味わう「花の宿」
 4月30日(水)まで、千倉「花の宿」に加盟する17店で、花を使った鍋料理やお造りを提供する。1泊2食付き6900円から。要予約(昼食のみ可能な宿も)。問い合わせは千倉町民宿組合(0470・44・2309)。


花ちらしずしら
  花料理作りを体験「料理の神様の地で『花・魚料理』の達人になる」
 3月29日(1日をのぞく)までの(土)、午前10時半〜午後2時、千倉町南朝夷の高家神社(千倉駅からバス)。料理の祖神をまつる同神社で、花ちらしずし=写真はイメージ=や天ぷらなどの花料理作りを体験。サザエむきや魚のおろし方の指導も。2900円。各日30人。要予約先着)。問い合わせはびゅう予約センター(0570・04・8928)。

 

(2008年2月19日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
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