懸賞サイトは朝日マリオン・コム-懸賞 プレゼント、懸賞 応募、懸賞 旅行
2008.3.11(火)更新  特集/名所の桜 奉仕で支え
■特集 目次 ヘ    ■コラムのトップページ へ
名所の桜 奉仕で支え
桜の育つ環境を考えたり、清掃活動をしたり。そんなボランティア活動が各地で盛んです。花見シーズンを控え、東京や近郊の桜の名所と「桜守(もり)」たちを訪ねました。
 恩返しに再生の募金 千代田
 東京都千代田区の「千代田さくらまつり」で昨年3月から4月にかけ、桜再生のための募金活動があった。集まった金額は13日間で約520万円。

 「桜への人々の思いでしょう」と話すのは、区役所さくら再生担当の中木證蔵さん。千鳥ケ淵など桜の名所がある同区は4年前、木の老齢化や育成環境への対策が必要と、「区の花さくら再生計画」を始めた。剪定(せんてい)や治療に使う基金を集めるほか、ボランティア団体「さくらサポーター」を運営する。

 実際に木に触れ、状態や病気を調べる「さくら教室」が活動の中心。指導にあたる樹木医の美濃又哲男さんは「じっくり見ることが第一歩」と話す。

 サポーターの主要メンバーのひとつ「さくら美守り隊」は、さくらまつりの期間、千鳥ケ淵緑道などでゴミを拾い、マナーを呼びかけるボランティアだ。メンバーの窪田憲子さんと中村節子さんは「ゴミ拾いは3分の1、あとは花見。気軽に参加を」と言う=写真。美濃又さんは「花見を楽しんだ分、募金や地域活動で桜に恩返ししてみては」と提案する。

 今春もまつりで募金を行う予定だ。

ソメイヨシノの花数調査
 3月22日(土)午前9時45分、九段南1丁目の区役所か、紀尾井町の上智大正門前集合。一つの花芽につくつぼみの数を調査。正午解散。50人。要予約先着)。問い合わせはさくらサポーター事務局(03・5211・4243)。

幹の周りに落ち葉を高く盛る伊藤さん(右)
 根の保護が最優先 小金井
 「木の下にレジャーシートを敷かないで」。小金井公園桜守の会代表の伊藤正義さんは、花見の季節を前に呼びかける。

 東京ドームおよそ16個分の敷地に約1800本の桜がある都立小金井公園。ヤマザクラ、ソメイヨシノ、新種の小金井薄紅桜の原木など約50種類の桜が5月上旬まで順々に咲き誇る。会はこうした桜の保護、育成、普及などで週1回活動している。

 秋から冬は、落ち葉を根の先端部分に集めて腐葉土にする作業に忙しい。腐葉土が何よりの栄養源。根を守るため、根元にジャノヒゲやムラサキハナナなどの花も植えた。「シートを敷いて人が座り、それが2時間も続くと、根にふたをした状態になり弱ってしまう」。未来の小金井公園を思い、後継樹の接ぎ木にも力を入れている。

サクラサク写真展
 4月20日(日)までと5月13日(火)〜25日(日)、午前9時半〜午後5時半(3月19日までは4時半)、同園内「江戸東京たてもの園ビジターセンター」。無料。(月)休み。問い合わせは伊藤さん(042・381・5548)。

 花見で幹を見る 横浜
 「花見に行っても、花じゃなく幹を見るようになった」

 横浜市南区の「さくらボランティア」は一昨年に発足した。桜の苗木を育成中で、肥料やりに剪定と、樹木医から学んだことを実践する=写真。ほかにも、川沿いの桜の観察や落ち葉を使った堆肥(たいひ)作りを手がけている。

 同区には横浜市の桜の名所のひとつ、大岡川の桜並木がある。だが片方は川、片方は道路。根がはりにくく桜には厳しい育成環境だ。

 「50年先の子どもたちに美しい桜を引き継ぎたい」と代表の石川利郎さんは思いを語る。上は70代までいる「人生経験豊富」なメンバーの力で、活動の場を広げている。

次回活動
 3月30日(日)、午前9時〜午後3時、南区南太田2丁目の南センター。伐採した桜の枝を使った工作教室で、指導や手伝いを。問い合わせは石川さん(090・4663・8611)。

 
参加できるボランティア活動
桜コンシェルジェ展――くにたち桜守が案内する地域の桜
 3月19日(水)〜4月8日(火)、午前9時半〜午後4時半(8日は3時まで)、東京都立川市の国営昭和記念公園。国立駅前の大学通りの桜並木の保全を中心に活動するくにたち桜守が、桜の名所や桜保全活動、桜の関連情報などを展示で紹介。問い合わせは大谷さん(042・572・1798)。

横浜市戸塚区桜セーバー
 3月22日(土)午後1時半、区役所4階会議室集合。区が募集したボランティアが、柏尾川の桜並木で、肥料を与え、枯れ枝を取り除く桜の樹勢回復活動を行う。問い合わせは区政推進課(045・866・8328)。

船橋花いっぱいの会
 船橋市内を中心に3000本の桜の植樹をしてきた同会が、海老川の桜並木などで、花が散った後の桜の剪定を。4月中〜下旬予定。問い合わせは同会事務局長の石山さん(047・493・5487)。

上野桜守の会 活動会員募集
 上野恩賜公園の桜を守る活動をする、5月からの新規会員を募集。定期的な桜の手入れや勉強会など。年会費1000円(保険料・通信費)。100人。登録申込書を入手して申し込む。問い合わせは上野観光連盟内「上野桜守の会事務局」(03・3833・0030)。

大宮公園・桜守ボランティア
 さいたま市大宮区の同公園で、桜について学ぶほか、不要な枝の剪定など桜の保全活動をする。随時募集の会員に登録し、参加。会費無料。問い合わせは事務所(048・641・6391)。

桜宮自然公園をつくる会
 3月30日(日)午後1時半、千葉県多古町染井の桜宮自然公園。地権者中心に、住民の憩いの場にしようと、里山を再現した約4ヘクタールの公園。花見を兼ねて、民謡に合わせた草刈りを体験。現地集合解散。事前に連絡を。小川さん(TEL・FAX=0479・76・3281)。

 

(2008年3月11日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
特集 目次 ヘ   名所の桜 奉仕で支えTOP ヘ   コラムのトップページ へ

asahi-mullion.comトップページへ
サイトマップ | 会社案内 | 朝日マリオン・コムとは | 姉妹メディア | 会員規約 | 個人情報・著作権
asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2008 Asahi Mullion 21. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.