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2009.2.10(火)更新  東京マラソン歩いて見れば
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東京マラソン歩いて見れば
   あのコース こんな所
東京マラソンのコース
スタート→日比谷公園
 26万人の中から選ばれた3万5千人がスタートする東京都庁前。大会と同じ午前9時10分に出発した。

 1キロちょっと過ぎた歌舞伎町で、さっそく都営バスに乗車。間もなく下り坂にさしかかる。バスに乗っていてもランナーのようにさっそうと駆け下りる気分が味わえる。曙橋からは再び靖国通りを歩く。市ケ谷駅から飯田橋駅までのお堀沿いは、有名な花見スポット。大会のころにはちょうど桜が楽しめるかもしれない。

 飯田橋から竹橋に進むと、やがて皇居。皇居周辺は人気のランニングコースで、200人以上の走者とすれ違った=写真上。進んでいくと正面に東京タワーが現れた。日比谷公園でようやく10キロだ。

日比谷←→品川
 日比谷公園からは日比谷通りを南下。車の走る音に混じって鳥の鳴き声が聞こえてくる。途中の交差点では、ランニング中の人がタイミング悪く赤信号にひっかかり、悔しそうにしていた。

 御成門駅近くで、右斜め前方に再び東京タワーが姿を現す。皇居周辺で見た時よりずっと大きくそびえている。しばらくは右手に東京タワーを眺めながら歩く。芝公園では白い梅の花が咲き=同下=、写真をとる人の姿も。品川駅手前が15キロで、折り返し点だ。品川から日比谷までは同じ道を北上するが、京急電鉄、都営浅草線、三田線を使って戻ることができる。

銀座←→浅草
 日比谷から銀座へ向かう途中に中間点がある。銀座は高級ブランド店が並び、ショーウインドーを見ながら歩くのも楽しい。日本橋から茅場町間はバスがあり足を休めることも。水天宮近くの重盛永信堂の「カステラ」は、過去2回の大会でランナーに配られ人気だった。一口ほおばると、甘みで歩き疲れが吹き飛んだ。

 浅草橋駅前から駒形橋までバスに乗る。下車して少し歩けば目の前に浅草の顔、雷門だ。外国人観光客らでにぎわっている。銀座までは銀座線で戻ることもできる。

築地→東京ビックサイト
 銀座から築地に入ったところが35キロ地点だ。隅田川を渡る佃大橋へは、コースの車道だと坂道だが、歩道は40段ほどの階段を上る。そこからすぐの月島駅からはバスに乗り、一気にゴールをめざす。臨海部は車道の幅が広く見通しがいい。

 有明二丁目で下車。ここからゴールまでは2キロ弱。最後はランナー気分で走った。首都高湾岸線にかかる陸橋の歩道はスロープを上ったが、坂道を走るつらさを思い知る。潮風の吹きつける東京ビッグサイトにゴールした。都心の観光名所を一通り見歩いた満足感と疲労感。合計約8時間かかった(休憩時間除く)。

 東京マラソン主催者の東京都によると、当日は交通規制がありバスなどの利用には注意が必要だ。コースの詳細はホームページ(http://www.tokyo42195.org)。

 
 
都心の主要道走る喜び
谷川真理さん
 舞台は世界の東京です。首都を走り抜けるこのコースは、普段は交通量の多い都心の主要な道路。東京マラソンの喜びは、そこをトップランナーから初心者まで3万5千人が、それぞれの思いで一緒に走れることにあります。参加できる方は、日常忘れがちな平和や健康のありがたさを感じながら挑戦してほしいですね。応援される方は銀座が必見です。1年に1回の、道路いっぱいのランナーの皆さんを見てください。たった1日ですが、東京の空気がきれいになっているのも感じていただけたらと思います。
■谷川真理監修「東京マラソンの走り方」
 四つのエリアに分けて、コースの魅力と攻略方法を谷川さんが解説した本。トレーニング法も伝授。1200円。コスミック出版(TEL03・3814・7498)。

「東京マラソン完走ガイド」
 「東京マラソン完走ガイド」を5人にプレゼント
 コースは5キロごとに見開きで紹介。地図には当日の給水ポイントのほか、公衆トイレやコンビニ、喫茶店の位置、地下鉄出入り口も掲載されている。主要8カ所の詳細な「応援ガイド」(地図)付き。1260円。

はがきに、郵便番号、住所、氏名、電話番号を記し、郵便番号107・8410港区赤坂1の9の13、山と渓谷社「東京マラソン完走ガイド」朝日係(TEL03・6234・1612)。抽選。2009年2月17日必着。
 
(2009年2月10日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
 
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