
日比谷公園からは日比谷通りを南下。車の走る音に混じって鳥の鳴き声が聞こえてくる。途中の交差点では、ランニング中の人がタイミング悪く赤信号にひっかかり、悔しそうにしていた。
御成門駅近くで、右斜め前方に再び東京タワーが姿を現す。皇居周辺で見た時よりずっと大きくそびえている。しばらくは右手に東京タワーを眺めながら歩く。芝公園では白い梅の花が咲き=同下=、写真をとる人の姿も。品川駅手前が15キロで、折り返し点だ。品川から日比谷までは同じ道を北上するが、京急電鉄、都営浅草線、三田線を使って戻ることができる。

日比谷から銀座へ向かう途中に中間点がある。銀座は高級ブランド店が並び、ショーウインドーを見ながら歩くのも楽しい。日本橋から茅場町間はバスがあり足を休めることも。水天宮近くの重盛永信堂の「カステラ」は、過去2回の大会でランナーに配られ人気だった。一口ほおばると、甘みで歩き疲れが吹き飛んだ。
浅草橋駅前から駒形橋までバスに乗る。下車して少し歩けば目の前に浅草の顔、雷門だ。外国人観光客らでにぎわっている。銀座までは銀座線で戻ることもできる。

銀座から築地に入ったところが35キロ地点だ。隅田川を渡る佃大橋へは、コースの車道だと坂道だが、歩道は40段ほどの階段を上る。そこからすぐの月島駅からはバスに乗り、一気にゴールをめざす。臨海部は車道の幅が広く見通しがいい。
有明二丁目で下車。ここからゴールまでは2キロ弱。最後はランナー気分で走った。首都高湾岸線にかかる陸橋の歩道はスロープを上ったが、坂道を走るつらさを思い知る。潮風の吹きつける東京ビッグサイトにゴールした。都心の観光名所を一通り見歩いた満足感と疲労感。合計約8時間かかった(休憩時間除く)。
東京マラソン主催者の東京都によると、当日は交通規制がありバスなどの利用には注意が必要だ。コースの詳細はホームページ(http://www.tokyo42195.org)。