欧風、安心… 特長豊かに
 手作業で仕上げの飾り付けをする(ネイン)
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東京・赤坂の「ネイン」
(1)は、ヨーロッパ菓子の素材と手法が持ち味。楽天の元取締役、山田善久さん(44)が昨年9月にオープンした。フランスで修行したパティシエ考案の生地は、ふわふわもちもちしたイースト系とさっくりしたケーキ系の2種。プレーン(230円)を始め、計10種がドーム形のケースに並ぶ。デコレーションされて華やかだが、その分価格はやや高め。「従来品にはない、しゃれたものにしたかった」という。3月19日には、六本木の東京ミッドタウン内に2号店を出す。
「安心」「素朴」がコンセプトの「はらドーナッツ」(2)は、毎朝神戸から届く「原とうふ店」の豆乳とオカラを使った10種前後(120円から)を販売する。昨年5月に神戸で1号店を立ち上げ、8月に東京へ進出。次々と新店舗を開店している。「毎日おやつにドーナツ一つを買えるような店にしたい」と代表の岡井健さん(34)。ケシの実や野菜を取り入れたドーナツはヘルシーで、男性や年配の常連客も多いという。
 (左)やや小ぶりの素朴なドーナツが並ぶ(はらドーナッツ) (右)乾燥しないように個包装されている(ミエルドーナツ)
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07年に東京・銀座のプランタン銀座に出店した神戸発の「ミエルドーナツ」
(3)は、油で揚げずに焼くのが特長だ。バターをたっぷり使い、シナモンや黄な粉を振りかけたもの、抹茶とあずきを生地に練り込んだものなど計8種(140円から)。甘さ控えめで朝食代わりにもなる。昨年7月、銀座にカフェ併設の路面店を開いた。
食べ方に特長があるのは、東京・豊洲の「ららぽーと豊洲」内にある「リルドーナツ」(4)。カップに入った直径5センチほどの揚げたてドーナツにチョコやメープルなど、好みのフレーバーをからめてフォークで食べる(8個入り370円から)。新しいスタイルだ。
 (左)軽くてふわふわした食感(リルドーナツ) (右)フレンチクルーラーの種類も多い「モグモグドーナッツファクトリー」=プランタン銀座
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プランタン銀座では16日まで「WA! スイーツフェア――広がれドーナツの輪」を開催中。常設店に加え、入れ替わりで計四つのドーナツ専門店が出店している。広島発「モグモグドーナッツファクトリー」
(5)のおすすめは、沖縄県・宮古島の「雪塩」を使った「塩ドーナッツ」(141円)。甘さとしょっぱさが絶妙な味わいだ。フェアを企画した加藤英樹さん(45)は「特長ある店作り、商品作りをする専門店が増え、すそ野が広がりました。単なるブームではなくなっていると感じます」。