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これから蒸し暑い季節。何だか食欲ないし、早くも夏バテ!?……なんて悩む前に、ヘルシーなカレーはいかがですか。今年の流行はたくさんの野菜とひき肉を使う、さっぱりしたキーマカレーとか。カレー総合研究所所長で、カレーの商品開発に携わる井上岳久さん(40)が注目する専門店に足を運びました。
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| 「キーマ・ベジ」を味わう井上岳久さん=東京都港区南青山1丁目のキーマ屋 |
スパイシーな香りが周辺に漂う 「キーマ屋」。06年に開店、「ごく普通の」カレーを提供してきたが、今年1月にキーマカレーの専門店に模様替えした。
キーマカレーは12種類。人気の「キーマ・ベジ」は店長の功刀(くぬぎ)誠さん(41)がバーテンダーだった頃、「さっぱり味わえる酒のつまみに」と考案したメニューだ。
皿には豚と鶏のあいびき肉のカレーソースと、カボチャ、ナス、パプリカ、オクラ、長芋、ブロッコリー、ニンジンがてんこ盛り。煮込まず生野菜か温野菜にするのは栄養分を出来るだけ残すため。野菜をカレーにつけて食べるサラダのような感じだ。功刀さんは「たくさんの栄養素がそろう『食のドラッグストア』のイメージです」。
注文する客は女性や50代以上の男性が目立つ。功刀さんは「野菜もとれて、暑い日でもさっぱり食べられる。今後は野菜を主役に、ドレッシングみたいにカレーをかけて食べる人が増えるかもしれません」と話す。
井上さんによると、日本のカレーは食品会社が固形のルー、レトルトと、調理を簡単にした商品を売ることで広まった。00年以降は新タイプのカレーが次々と登場。04年のスープカレー、07年のカレー鍋に続き、昨年は個性派のキーマカレーが流行した。「健康志向で野菜人気が高まる中、今年はキーマカレーに野菜をたくさん盛った『ベジタブルキーマカレー』が流行のきざしを見せています」
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東京都港区南青山1の3の27の2階
(青山一丁目駅、TEL03・3796・5511)。
午前11時半〜午後3時半、5時半〜午前0時。
土・日・祝は午前11時半〜午後11時(日・祝は午後4時から)。第3土日休み。
ランチタイムのキーマカレーは5種類。キーマ・ベジ1150円など
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創業53年を迎えた 「デリー」では、季節に合うカレーを店舗それぞれの料理長が考案し、競い合っている。女性客が多い東京ミッドタウン店は、8月末までの期間限定で「夏野菜のキーマカレー」= 写真=をメニューに加えた。
牛ひき肉にスパイスを絡めたカレーソースに、細かく刻んだパプリカやナス、ゴーヤなどを加える。「肉ばかり食べた気分」にさせず、満腹感を得られるように、野菜と肉は2対1の割合。「スパイスの種類と量を工夫し、野菜の甘みを生かした」と料理長の飯村政幸さん(31)。「ゴーヤのほのかな苦みがアクセント。目と舌で楽しんでほしい
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東京都港区赤坂9の7の3、東京ミッドタウン地下1階
(六本木駅、TEL03・5413・7278)。
午前11時〜午後11時。
夏野菜のキーマカレー1260円(午後3時までは1000円)など。
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オクラやトマトなど旬の野菜350グラムを使った「1日分の野菜カレー」= 写真。 「野菜を食べるカレーcamp(キャンプ)」にやって来る客の半数が注文する人気メニューだ。
「新タマネギや小松菜がみずみずしくて、一番おいしいのは今です」と言うのは店主の佐藤卓さん(42)。2年前の開店時から「野菜をおいしく食べる」のを目標に掲げる。仕入れ先は創業100年を誇る「築地定松」、カレーソースも「野菜100%」で作るなど、妥協はない。
注文を受けると中華鍋で野菜とひき肉を手早く炒(いた)め、カレーソースをさっと合わせる。「ヘルシー」と同時に佐藤さんが大切にするのは、目の前で握るすしのような「ライブ感」。煮込み料理のイメージを覆す大胆な調理は、スパイスの香りを逃がさない工夫であり、佐藤さん流のエンターテインメントでもある。
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東京都渋谷区千駄ケ谷4の29の11(代々木駅、TEL03・5411・0070)。
午前11時半〜午後10時半。日休み。 1日分の野菜カレー990円、アスパラベーコンカレー990円など。
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