
「初午いなり寿司まつり」で市民らが作った長さ62メートルの「世界一長いそばいなりずし」=1月31日、笠間市、中川彰撮影
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茨城県笠間市は、いなりずしを「ご当地グルメ」として広めようと様々な仕掛けを続けている。市内には笠間稲荷神社があり、近くにはいなりずしを出す店が古くからある。
市商工観光課の「いなりずし担当」菅井敏幸さん(44)は「4年前の市町村合併の前に、街の魅力を見つめ直そうと開いた勉強会がきっかけです」と話す。いなりずしを提供する店の地図やホームページを作り、一昨年はマスコットキャラクター「笠間のいな吉」が誕生した。
同市のいなりずしの特徴は「変わりいなり」。甘辛く煮た油揚げの中にそばを入れたり、笠間稲荷神社の別名が「胡桃(くるみ)下稲荷」であることから、しゃりの中に砕いたクルミを入れたり、バラエティーに富む。
なるべく地元の素材を使い、個性あるいなりずしを提案しようと、市内12店が「開発会議」を定期的に開催。新メニューを考えたりイベントに出て行ったりと積極的に活動している。

春限定のいなりずし
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先月末には7店主が集まって「春限定メニュー」の発表会を開いた。菜の花に桜でんぶ、錦糸(きんし)卵……。持ち寄った新作が並び、花畑のように華やいだ。「店によっていなりずしの個性は様々。食べ歩きを楽しんでもらえたら」と菅井さん。「今年はB級グルメの全国大会にも出場したい」と意気込んでいる。
◆春の限定メニューは3月3日(水)まで。問い合わせは笠間市商工観光課(0296・77・1101)