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2008.1.15(火)更新  トラベル/あったか高知花めぐり
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あったか高知花めぐり

 高知の春は一足早い。関東では雪が散らつくこともある2月半ば、温暖な黒潮に洗われる土佐の沿岸には、色とりどりの花が咲き乱れます。
取材・文 野戸昌希/イラスト スタジオ・マイ/取材協力 高知県

屋形船・竹内さん【上】穏やかな川面
【下】屋形船神川の船頭の上田勇さん

川沿いの菜の花
 四万十川の流域が菜の花の黄色い絨毯(じゅうたん)で彩られるのは、2月半ば。川沿い9キロにわたるサイクリングロードの沿道に菜の花が咲く。土佐くろしお鉄道中村駅から車で5分ほど。駅にはレンタサイクルもある。
 「日本最後の清流」と称される四万十川。アユやウナギ、川エビなどが生息し、今も漁が盛んだ。
 川の魅力を体感するには、船で下るのが一番。川沿い数か所で乗れる。水中をのぞくと、魚が群れをなして泳ぐのが見える。「深さはどのくらい?」と船頭に聞くと、「まだ底が見えちょるから、7、8メートルじゃろ」と言う。まさに「日本の原風景」がそこにある。

 アクセス……
 車/高知空港から須崎東IC経由、国道56号。約2時間半。
 鉄道/高知駅からJRと土佐くろしろ鉄道で約2時間。

佐田の沈下橋
増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない「沈下橋」は四万十川のシンボル。写真は佐田の沈下橋と菜の花



ツバキのトンネル
 四万十川からさらに西へ2時間、四国最南端、土佐清水市の足摺岬へ。足摺岬の展望台に続く遊歩道の周辺には、約6万本のツバキが咲く。見ごろとなる1月終わりから2月には、約1キロの花のトンネルを作って楽しませてくれる。可憐な花に見とれながら、抜けた先は、太平洋の断崖。迫力ある波しぶきには圧倒される。


 アクセス…… 
 車/四万十市より国道321号で1時間10分
 バス/中村駅から乗り継ぎで約2時間

ヤブツバキの花
ヤブツバキの花
ツバキのトンネル
ツバキのトンネル
足摺岬


県立牧野植物園
四季折々の花が咲く園内 【左下】建物は建築家・内藤廣の設計


牧野博士ゆかりの草木など
 忘れずに立ち寄りたいのが、高知市の「県立牧野植物園」。高知県出身で、日本の植物分類学の祖と言われる牧野富太郎博士が、植物採集に歩いた五台山にある。

 約18ヘクタールの園内は、博士ゆかりの植物3000種が植えられている。特にツツジの種類は多く、全国の野生ツツジ70種のうち、約50種を見ることができる。早いもので2月下旬から咲き始める。また、スイセンやフクジュソウなどが見ごろを迎える。

 アクセス…… 
  高知駅からバス(土日祝のみ)か車で20分

3月から「花・人・土佐 であい博」
 県内全体をパビリオンに見立て、各地で体験イベントなどを実施。牧野植物園では4月1日〜6月末まで「五台山花絵巻」と題して五台山を花で彩る(写真はイメージ)。詳細はホームページで。
県 花・人・土佐であい博推進課 (TEL088・823・9706)
http://www.pref.kochi.jp/~deaihaku

(2008年1月15日、マリオン・ライフ、マリオンプレゼント掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
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