首都圏では、数種類から何十種類もの「みそ汁」をじっくり選んで、その場で堪能できる「みそ汁店」が登場している。お店のこだわりは「具材」と、みその「種類」。豆腐とワカメ、ダイコンと油揚げなどの一般的な組み合わせだけではない。郷土に伝わる「米みそ」「麦みそ」「豆みそ」の風味を引き立てる具材を使っているところが面白い。
東京・秋葉原の「味噌汁家」(TEL03・3526・5188)では、定食(880円〜)を頼むと、みそ汁が5種類から選べ、しかもすべて日替わり。取材した日は、錦糸たまごと水菜に仙台みそ(写真上:手前左)、シャケフレークとバターに越後みそ(写真上:手前右)、長芋と万能ネギに八丁みそ(写真上:奥左)、スイートコーンと三つ葉に麦みそ(写真上:奥中央)、豚肉と長ネギに白みそ(写真上:奥右)という組み合わせ。みその風味に、具材の甘みや食感がマッチしている。サラリーマンやオタク系が多いと思いきや、「ランチタイムは6割が女性客」と運営会社常務の星野琢也さん。
その他、創業は1970年で、和風の落ち着いた内観が魅力の六本木「志る角」や、鹿児島県枕崎産のかつお節からダシをとっているという「美噌元」、みそ汁バー「1CHIDO°(いちど)」など、個性的なお店を紹介したい。