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2007.5.8(火)更新  トレンド/都会でホタルを楽しむ
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 夏の訪れを告げるホタルは、都会でだって見ることができるのです。早いものは5月中から飛び始める、首都圏のおすすめホタルスポットを紹介します!
取材・文/福アニー、野戸昌希  イラスト/川村易
ほたるの夕べ/ほたるガーデンツアー 都心の渓流を舞う
椿山荘(東京都文京区)

 50年以上にわたり親しまれてきた椿山荘の「ほたるの夕べ」は、5月下旬から始まる。園内のわき水で育てたゲンジボタルの幼虫を、3月に地元の小学生が園内の渓流「ほたる沢」=写真上=に放つ。「子供の頃にここでホタルを見て、大人になって自分の子供を連れてきてくれる方がいて、うれしく思いました」と、広報担当の高木謙吾さん。

 ホタル=同下は昨年=について理解を深めてもらおうと、5月28日(月)〜6月12日(火)の毎週月曜と火曜、「ほたるガーデンツアー」(当日受付、先着10人)を実施。5月25日(金)には、専門家による小学3年生〜6年生向けの「めざせ!ホタル博士講座」(10日(木)から電話受付、先着30人)も。いずれも無料。

 「ほたるの夕べ」

 5月25日(金)〜7月1日(日)、午後7時半〜9時/東京メトロ江戸川橋駅から徒歩10分。問い合わせは03・3943・1140。

ホタルを池に放つ儀式 厳かな儀式とともに
鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)

 鶴岡八幡宮では、6月9日(土)、ホタルの生育と放生(ほうじょう)を通して神々に感謝する「蛍放生祭」が開かれる。境内にある鶴岡幼稚園の園児が、3月にゲンジボタルの幼虫を境内の柳原神池に放流する。祭り当日には、神職が成長したホタルを池に放つ儀式=写真(写真家・原田寛さん撮影)=を行い、ほのかな光をまとって飛ぶ美しい姿が見られる。巫女(みこ)による舞や笙(しょう)の音色、ホタルの光が、自然の尊さと悠久の時を感じさせてくれそうだ。

 「蛍放生祭」

 6月9日(土)午後7時/鎌倉駅から徒歩10分。問い合わせは0467・22・0315。

「花田苑」 広大な庭園の中で
花田苑(埼玉県越谷市)

 池泉回遊式庭園「花田苑」=写真上=は、広大な園内の中央に池があり、散歩道沿いには梅や桜など約2000本が植えられている。7月中旬の「ホタル観賞の夕べ」では、園内の小川でヘイケボタルが光を放つ。放流=同下=やイベントを担う「越谷のホタルを育てる会」会長の小栗勝年さんは、「今年は会の設立20周年記念に、ミニコンサートなどもあります」と話す。オリジナルうちわの配布(数量限定)や、ホタルの展示コーナーもある。

 「ホタル観賞の夕べ」

 7月14日(土)、15日(日)、午後7時半〜9時/JR南越谷駅、東武新越谷駅からバスで「花田苑入口」下車すぐ。問い合わせは048・962・6999。

 

【データの見方】 (1)イベント名 (2)日時 (3)アクセス (4)問い合わせ先

 ●ほたる公園(東京都福生市)
 地元のホタル研究会がわき水で育てたゲンジボタルが舞う。ほたる通りには模擬店も。
 (1)ほたる祭り (2)6月16日(土)、午後1時〜9時 (3)JR青梅線牛浜駅から徒歩10分 (4)問い合わせは042・551・1511(福生市役所 地域振興課)。

 ●深大寺自然広場(東京都調布市)
 市の職員に育てられたゲンジボタルが、広場内にある野草園の「ホタルの小川」に放される。
 (1)ホタル観賞会 (2)6月上旬の3日間、午後7時半〜9時 (3)京王線調布駅からバスで「佐須停留所」下車徒歩10分 (4)問い合わせは042・481・7081(調布市役所 緑と公園課)。

 ●万葉公園(神奈川県湯河原町)
 湯河原小学校の生徒が放流したゲンジボタルの幼虫が育ち、万葉集で詠まれた草花の中を飛び交う。
 (1)ほたるの宴 (2)6月1日(金)〜17日(日)、午後7時半〜9時 (3)JR東海道線湯河原駅からバスで「落合橋」下車すぐ (4)問い合わせは0465・64・1234(湯河原温泉観光協会)。

 ●三渓園(神奈川県横浜市)
 旧燈明寺本堂のホタル観察コーナーで、ホタルの生態も学べる。
 (1)蛍の夕べ (2)6月1日(金)〜3日(日)、8日(金)〜10日(日)、午後8時半まで (3)横浜駅からバスで「本牧三渓園前」下車徒歩3分 (4)問い合わせは045・621・0634(三渓園)。

 みんなで気をつけよう!
  ホタル観賞時のマナー

 (1)ホタルを捕らない
 ホタルの命は1週間〜2週間と短い。そのうえ希少な生き物なので、絶対に捕まえてはいけない!

 (2)強い光は厳禁
 ホタルがびっくりすると、二度と光らなくなってしまう。車のライト、携帯電話、懐中電灯、カメラのフラッシュなどはNG!

 (3)静かに観賞しよう
 ホタルはデリケートなので、騒いだり驚かしたりしないように。

 (4)ゴミはきちんと持ち帰ろう
 ゴミによって川が汚れると、ホタルが生きられなくなってしまうよ。

 ホタルの人工飼育を30年手がけている足立区生物園の塚本豊さんは、「ホタルが育つにはきれいな川、えさになる貝のカワニナ、湿った土や草、街灯がないなどの条件が必要」という。ホタルは自然環境の物差しというわけだ。
 (2007年5月8日、マリオン・ライフ、マリオンプレゼント掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
 
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