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2007.6.12(火)更新  トレンド/オーベルジュでくつろぐ
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 レストランでディナーを満喫した後、「このままゆったり泊まりたい!」 と思ったことはありませんか。そんな気持ちを満たす、 オーベルジュへの旅をご紹介します。
取材・文/高田舞 写真/高嶋佳代
フォンテーヌ・ブロー山中湖
土地ならではの新鮮な食材をフレンチで
(写真はフォンテーヌ・ブロー山中湖)
 「レストランに」泊まる

 フランスが発祥のオーベルジュは、宿泊施設付きレストランのこと。日本では、山間や海辺の自然豊かなリゾート地を中心にフランス料理を出す宿泊施設として、80年代後半からオープンし始めた。フレンチ以外を提供する施設も登場し、日本ならではの展開を見せている。バブル期には各地に誕生したが、景気の後退とともに一段落。いままた付加価値のある旅のスタイルとして注目されつつある。

 そんな中、2月に旅の検索サイト「ぐるなびトラベル」(http://travel.gnavi.co.jp)が専門コーナーを設け、4月には、オーベルジュオーナーであるシェフたちが「日本オーベルジュ協会」を発足させて、新たな展開が期待される。

 今回紹介するのはフレンチを提供する5施設。地元の新鮮な食材をふんだんに使い、「都会では味わえない料理や、リラックスを提供したい」とシェフたちは口をそろえる。腕自慢たちの情熱のこもった料理ともてなしに期待しよう。

 オーベルジュ協会 勝又登代表に聞く

勝又登代表  「日本オーベルジュ協会」は、箱根のオーベルジュ「オー・ミラドー」シェフとして、日本のオーベルジュ文化をリードしてきた勝又登氏(59)らが立ち上げた。目的は新しい旅の提案、日本のオーベルジュの質の向上、そして横の連携を強めることだ。

 勝又さんは「敷居が高いと思われがちなフレンチですが、施設によってさまざま。カジュアルからエレガントまで、価格やドレスコードも含めて、それぞれのオーナーシェフが個性的な運営をしています。ホテルなどに比べて小規模なので、シェフと人間同士の関わりができるのも魅力です。協会ホームページ(http://japan-auberge.org)では、全国の施設紹介など旅の案内をしています。参考にして楽しんでください」と話している。

フォンテーヌ・ブロー山中湖  帝国ホテルで20年のキャリアを積んだ齋藤厚男シェフ(49)が、同ホテルの名料理長、故村上信夫氏から施設名をもらって開いたオーベルジュ。気軽に楽しんでほしいと用意するワインは、手ごろで味がよいプチシャトーの銘柄が主。「伝統の技法を踏まえた料理を、旅の目的を考えながら提供しています。記念日などの思い出作りに一役買えたらうれしい」という。

 山中湖畔の自然や、温泉も楽しめる施設だ。全11室。ランチ4500円、ディナー6500円から。1泊2食付き。1室2人利用、1人1万2950円から。各要予約。

  山梨県山中湖村
 お問い合わせは055・973・9002、 http://www.fontenu.com

オーベルジュ  サン・ジュリアン
日光が降り注ぐ客室には、一輪挿しの花が飾られる。貸し切りの温泉露天風呂も。
 30時間かけて作り出す「コンソメスープ」(写真下)が名物。「お客を喜ばせる、あらゆることをしたい」という、オーナーシェフの思いがつまった一皿だ。

 ディナーは、幼児から90代という幅広い客層に合わせた「体に優しい正統派フレンチ」。当日港に着いた魚介類と、減農薬野菜を中心に使うフルコースだ。6時間以上かけて作るソースが味の決め手となる。約250種取りそろえるフランスワインは、輸入時のコンテナにも気を配るそう。朝は、庭の工房で焼きあがるパンの香りで幸せな目覚めを演出する。

コンソメスープフルコース

 全7室。ランチ5250円から、ディナー1万2600円から。1泊2食付き。1室2人利用、1人2万7150円から。コンソメスープは別料金、2100円。各サービス料別、要予約。

  静岡県・伊豆高原
 お問い合わせは0557・54・5670、http://www.stjulien.co.jp
 ※各種通販あり

 オーベルジュ ブランシュ富士
オーベルジュ ブランシュ富士  静岡県の富士山ふもとの森にある施設。「訪れる人との会話が大事」と語るシェフの料理は、野菜をベースにしたフレンチ。シモンズ社のベッドや富士山の伏流水を使った飲料水やシャワーなど、くつろろげる客室づくりにもこだわる。全48室。1泊2食付き。1室2人利用、1人2万1000円から。

  お問い合わせは0550・75・3711、http://www.auberge-jp.com

 
 オーベルジュ ドゥ シェ・マリー
オーベルジュ ドゥ シェ・マリー  長野県・蓼科中央高原の山小屋オーベルジュ。中央アルプスの雄姿や満天の星といった自然の情景を楽しめる。夕食は、地元の無農薬野菜を使ったコース料理。信州ワインを豊富に取りそろえるのも魅力。全8室。1泊2食付き。1室2人利用、1人1万1550円から。

   お問い合わせは0266・67・4568、http://www.shezmari.com
 ※各種通販あり

 
 オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ
オーベルジュ ドゥ ラ・メイジュ  長野県・車山高原にあり、7月にはニッコウキスゲの黄色で周辺の丘が染まるそう。夕食は、契約農家の有機野菜を使った、塩やコショウを極力控える料理。約700本のワインやウイスキーコレクションも自慢のひとつ。全10室。1泊2食付き。1室2人利用、1人1万290円から(サービス料別)。

   お問い合わせは0266・68・3939、http://www.la-meije.com

 (2007年6月12日、マリオン・ライフ、マリオンプレゼント掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
 
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