土から生まれた心地よさ
茅葺(かやぶ)き屋根の家、その横に広がる畑や田んぼ……。オカリナの音色には、日本の原風景がよく似合う。それは、オカリナが、生命の根源である土から作られている陶器の楽器だからなのかもしれない。
しかし、実はそのルーツはイタリアにある。19世紀中頃、北イタリアの小さな町で、オカリナは楽器として確立した。西洋独特のバロック調音楽などにあわせて、演奏されていた。
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だが歴史をさかのぼれば、土の笛、陶器の笛は各地の古代文明にも存在した。マヤ文明から出土した亀の形をした笛などもオカリナの原形に当たる。
現在のオカリナは、一般に12個の穴がある。たて笛やフルートなどの音高が長さで決まるのと違い、オカリナの音程は、その内容積で決まる。小さいものは高い音、大きくなればなるほど低い音が出る。ビブラートのかかった音色が特徴で、一つの音でこれほど多くの倍音が出ている楽器はなく、それが心地よい響きにつながっているようだ。
◆宗次郎「オカリナ・エチュードコレクション−−リクエスト」(写真)
「ふるさと」「赤とんぼ」といった童謡から「アベ・マリア」「星に願いを」など世界の名曲まで32曲をカバーした2枚組み。3300円。
◆宗次郎「遥かなる尾瀬」(写真)
NHKで放送された「尾瀬・命の調べ」のオリジナルテーマ曲。おなじみの「夏の思い出」のカバーも収録。1200円。カラオケ付き。販売は風音工房(TEL03・5828・6042)その他のCDなどの情報はホームページ(http://www.sojiro.net/)で。
◆オカリナ1日教室
毎月第2(日)、午後3時〜6時、東京都杉並区西荻北3丁目のアケタの店(西荻窪駅)。ジャズライブハウス「アケタの店」(http://www.aketa.org/)のオーナー明田川荘之さんらが、持ち方、指使いなど基礎から教える教室。予約不要。楽器、テキストの貸し出しも可。1500円(1ドリンク付き)。
月1回程度オカリナライブも。11月28日(日)、午後3時〜6時、「本城泰浩と『鶴見オカリーナ合奏団』」。2000円(1ドリンク付き)。問い合わせはアケタ西荻分室(TEL03・3396・1158)。
◆オカリナレッスン
ヤマハでは、大人のための音楽レッスンオカリナコースをヤマノミュージックサロン有楽町店、ヤマハ銀座センターなど各地で開催。アンサンブルの楽しさも経験できる=写真。1カ月7500円前後(別途入会金が必要)。詳細は問い合わせは(TEL0120・329808、またはhttp://www.yamaha-ongaku.com/)。
◆宗次郎クラシカルアンサンブル−−オカリナ・エチュード
2005年2月4日(金)午後6時半、5日(土)3時、東京都品川区北品川4丁目のキリスト品川教会グローリア・チャペル(品川駅)。全席指定6300円。未就学児入場不可。問い合わせはちけっとぽーと(TEL03・3357・9999)。
◆辛島美登里with東京フィルハーモニー交響楽団
12月21日(火)午後7時、東京・池袋の東京芸術劇場(池袋駅)。デビュー15周年を迎えた辛島の恒例クリスマスコンサート。ピアノ協奏曲「宿命」を披露。スペシャルゲストに宗次郎。指揮・小松長生。S8400円、A6300円。未就学児入場不可。問い合わせはホットスタッフポロモーション(TEL03・5720・9999)。
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