多くの要素吸収し進化
楽器というより、むしろ機械のような外見。細長い胴の横から鍵盤が飛び出している様は、近未来の雰囲気すら漂わす。最近発明された楽器かと思いきや、実は歴史が古い。スウェーデンの14世紀中頃の教会彫刻にすでにその姿が見られる。
中世ヨーロッパ、辻音楽師らが演奏していた楽器ハーディ・ガーディと同じく、キー(ニッケル)でメロディー弦を押さえて音程を作り、それを短い弓で弾く。音はバイオリンより少し高めで、それが二回りほど大きい胴の中で響く。直接弓では引かない共鳴弦などがあるため、同時にいくつものバイオリンをコンサートホールで聞いているような不思議な響きがある。
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常に民衆のダンスや歌と共にあり、現在も結婚式やダンスパーティーで、スウェーデンの伝統的な舞曲ポルスカなどを演奏する。19世紀初頭にほぼ現在の形になったと言われているが、現在もチェロサイズのニッケルハルパが作られるなど、変化を続けている。
他の楽器の利点を吸収し、進化し続ける。多くの要素が一つの楽器に混在するふところの広さが若い世代をも魅了する。
◆「スウェーデンの音楽」(写真)

ニッケルハルパ、フィドル、アコーディオンなどで演奏された、ポルスカ、ワルツ、ポルカなどスウェーデンの伝統的な舞曲を集めたCD。特に3曲目はニッケルハルパのグループが演奏しており、特徴的な反響のある音が堪能できる。英語解説付き。全25曲。2000円。
上記CDを5人にプレゼントします
応募は3月10日まで

提供
 カルタコム
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◆ヴェーセン「キード・アップ」(写真)

グループの名前はスウェーデン語で「本質、精神」といった意味。ポルスカの特徴的な4分の3拍子のうねりのあるリズムが印象的な曲が多い。13曲目の「ニッポン・ポルカ」は、前回来日時の印象から作曲された。全15曲。2415円。
◆北欧家具「スカンディックハウス」
東京都港区芝5丁目(三田駅、TEL03・5445・1630)。
スウェーデン家具のショールーム。デザイナーの川上玲子さんが「デザイン性はもちろん、長く使って良さが分かる」もので、日本人の体形にもあう家具を紹介、セミオーダーにも対応している。
◆スウェーデン料理「レストラン ストックホルム」
東京都千代田区永田町2丁目(赤坂見附駅、TEL03・3509・1677)。
「バイキング料理」の元になった「スモーガスボード」が楽しめる。ニシンやサーモンなどを使ったスウェーデンの伝統料理を再現し、常時60種類以上をそろえる=写真。スピリッツも各種用意。店ではスウェーデンの文化や、スモーガスボードのマナーなども教えてくれる。
ランチは午前11時半〜午後3時、3150円。ディナーは5時〜11時、6090円((土)(日)(祝)は4179円、サービス料別)。
◆文庫「ニルスのふしぎな旅」(写真)
妖精に体を小さくされたニルスは、ガンの群れと渡り鳥のふるさとラップランドを目指して空の旅に。スウェーデンの歴史と地理を背景に少年の成長を描く。セルマ・ラーゲルレーヴ著。全4巻。小学校高学年以上対象。各735円(偕成社)。
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