
館内は港町をイメージしたレトロな雰囲気。オーブンで焼いた「やきカレー」、今年人気に火がついた「黒カレー」「白カレー」など、個性的な味を求めた客が行列を作る。全国各地から出店する有名店は、3カ月に1カ所ほどが入れ替わる。その数は5年間で100店以上。現在は10店と、さらに食後のスイーツ専門店、スパイスが効いたカレーのカクテルが味わえるバーも並んでいる。
平日で約1500人、休日は約5000人にも上る来場者を待ち受ける店は、プロデューサーの井上岳久さん(37)=写真=が地域を決めて「乗り込み」、約1週間かけて食べ歩いて選んできた。子どもの頃からカレーが大好きだという井上さんは、前職の商社で鍛えた目と舌で出店交渉から商品開発までを担当する。レトルトカレーを展示した人気コーナーでは、約300種類のご当地ものや名店の味を収集。朝食には全国から送られてくる新作カレーを食べる。
「カレーの世界は宇宙のように広い。自分の家の味だけでなく、さまざまなカレーを知ってほしい」。好みの味の探検用に、通常の半量ほどの「お試しサイズ」も用意している。

《メモ》
横浜市中区伊勢佐木町1丁目(関内駅)。午前11時〜午後10時(一部を除きラストオーダー9時40分)。11月8日(水)〜来年1月25日(木)、「インスタントラーメン博覧会」。全国のカレー味のインスタントラーメン約100種を展示、販売するほか、プロがアレンジを加えて作った味も楽しめる。問い合わせは045・250・0833。