
横浜中華街の、雑貨店や料理店がひしめく通り沿いに、8階建ての細長い建物が建つ。1階と2階は雑貨や食品の店。階段をあがると3階から5階はフードコート、その上は劇場とミュージアムになっている。「横浜大世界」は、中国文化の総合テーマパークだ。
なかでも目玉は、劇場で毎日上演される「大世界精品舞台」。「三国志」などの有名な物語が京劇・雑技・伝統楽器などによって演じられる。中国の伝統芸能が、約40分間で一度に楽しめるオリジナル作品だ。
「それぞれに個性が強い伝統芸能を融合し、共演させるのが大変」と話すのは、海外事業部の楊文櫻さん(37)=写真。数カ月ごとに新しい演目を考え、中国から役者を呼び寄せてステージを作り上げる。他にも、日本初出店の点心の店や、花文字などの職人を連れてきたり、展示の内容を企画したりと中国文化の紹介に力を注ぐ。
2月18日(日)は中国の旧正月にあたる春節。中華街が一段と華やかさを増す。「本場中国の春節を感じられる演目を特別に上演したいと考えています」

《メモ》
横浜市中区山下町(元町中華街駅、TEL045・681・5588)。午前10時〜午後10時(ミュージアムは午後9時まで、劇場は午後8時半まで)。劇場(ミュージアムとセット料金)は800〜1200円、6〜12歳600〜1000円。「精品舞台」は毎日午後3時と4時の2回。ミュージアムのみの料金は300円、6〜12歳200円。