
例えばあちこちにある「のぞき窓」。足元や子どもがしゃがんだくらいの低い位置に開いた窓の向こうにあるものは……?
子どもたちのヒーロー・アンパンマンの世界を詰め込んだミュージアムは、1歳から5歳の目線を徹底的に意識してつくってある。実物大の模型でおままごとをしたり、SLマンに乗ったり。名場面のジオラマや、工作を楽しめるコーナーもある。
高知の「アンパンマンミュージアム」は開館10周年の昨年、入館者200万人を突破した。首都圏のオープンは今回が初。4月20日、横浜に誕生する。
ミュージアムは3階建て、床面積約2500平方メートル。併設のショッピングモールを含めれば約6100平方メートルになる。モールには、パン作りが見られる「ジャムおじさんのパン工場」など21のショップが並ぶ。どちらもアンパンマンのアニメの世界一色だ。
「子どもたちとスタッフの気持ちが通じ合う施設にしたい」と話す館長の佐藤慶夫さん(60)=写真=は、出版社で30年、アンパンマンにかかわった。子どもと本をつなぐ役から、直接ふれあう役へ。人生の半分をアンパンマンと歩んできただけに、「子どもたちには、何でも聴いてほしい」と語る言葉に自信がにじむ。
=おわり

《メモ》
横浜市西区みなとみらい4丁目(新高島駅、TEL045・227・8855)。午前10時〜午後6時、1歳以上1000円、小学生以下にはプレゼントあり(ショッピングモールは8時まで、入場無料)。無休(臨時休館あり)。