
ホタテの貝柱が12片と芝エビ10匹が入った「かき揚天丼」は、見た目にも満足できるボリューム。「天ぷらは衣を食べるものじゃない」と話す黒川さんの言葉通り、余分な衣は一切ついていません。「粉ではなく、具材がつなぎ」というかき揚げがいただけます。一口ほお張れば、プリプリのエビと、大きめに切られたホタテの弾力がたまりません。
かき揚天丼に必ず一つ付く野菜。取材当日はインゲンでした。野菜そのものの味が際だっていて、全体のアクセントに。かき揚げはつゆに浸すのではなく、ご飯にのせた上からつゆをさっとかけるので、最後までサクサク感が楽しめます。
この日の「上天丼」はエビに加えて、キス、ホタテ、インゲン、ズッキーニ。口の中でふわっと身がほぐれるキスは、何匹でも食べられそうなほど軽い口当たりです。洋食のイメージが強いズッキーニは、やわらかな食感が特長で、衣をまとい上品な和の味に。
どちらもご飯はやや硬めに炊いているそうですが、たっぷり注がれたつゆを含み、ちょうどいい軟らかさに。つゆは濃いめに作られていますが、甘すぎないので素材をしっかり引き立てています。
サクサクとした天ぷらにキリッとした味のつゆで、女性でも胃にもたれることがなく、おいしくいただけます。
シメのデザートにおすすめしたいのが「あいすくりーむのてんぷら」(500円)。抹茶アイスをシュークリームの皮に包み、ごま油で揚げます。二つに割られた断面から、とろりと溶け出すアイスが満腹の胃に新たな食欲をそそります。熱くて冷たい、絶妙なバランス。「食べたいけど胃に自信がない」という人は、食事のご飯の量を少なめに頼むのがコツだそう。
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| あいすくりーむのてんぷら(500円)
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