正月の床飾りや冬の花壇の主役のハボタンが、最近では小型のポット仕立てで出回っています。日なたでも日陰でも育てやすい品種で、寄せ植えにも向いています。
ハボタンは、もともとヨーロッパ原産のキャベツやケールでした。日本で改良された園芸種には、東京丸葉、名古屋縮緬(ちりめん)、切れ葉など様々な葉型があります。紅、白、桃と色づく葉は、寒さとともに色がさえ、本格的な寒さを迎える暮れから正月ごろが見ごろです。暖か過ぎると色あせてしまうので、戸外の風通しの良い場所に置いてください。
「おどりハボタン」と呼ばれる分枝づくりにしたものや、少し草丈の高い切り花用品種をポットづくりにしたもので寄せ植えを楽しみましょう。根が丈夫なので深植えもできます。大型プランターに高低をつけて盛り花のように植えても見事です。ハボタンは、8月上旬にまく1年草ですが、株を残しておけば、翌年は大型のおどりハボタンがつくれます。
(「季節のガーデニング」は今回で終わります)