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《幕の内外・バックナンバー》



飽きの来ない「ご飯」のように

「OINARI 浅草ギンコ物語」に出演の村田雄浩

村田雄浩
 テレビや映画でもおなじみの村田雄浩(43)が、今年2本目の舞台に出演する。

 脚本は、人気劇団「劇団☆新感線」の中島かずき。演出はやはり人気劇団「花組芝居」の加納幸和。主演は宮本信子。村田は、宮本が演じる妖怪狐・ギンコがすみ着く芝居小屋のオーナーを演じる。

 「宮本さんがいて、それぞれの劇団の芸達者がいて、説得力のある楽しさを提供できると思います。宮本さんは懐が広い。様々なことを受け止めて包み込んでしまえる人。見習わないといけないな、と思っています」

 映像の印象が強いが、映画を撮っていた仲間たちと、83年に劇団を旗揚げし、98年まで活動していた。劇団解散後も、年に1本か2本は舞台に出演している。

 「テレビも映画も舞台も、それぞれにやりがいがある。僕にとっては、映像と舞台の間に区別はない。とにかく何かやりたい、という気持ちで取り組んでいます」

 バラエティー豊かな出演者の中にいても、その色に染まるのではなく、自分のまま、舞台に立つだけだという。

 「『どうなるんだこの舞台は』と、お客さんと同じ視点でいられたらいいと思う。スパイスになる役者はほかにいるから、お客さんが最後まで飽きることなく食べてくれるように、僕がおいしいご飯の役割を果たしたい」

(久田絢子)

◇     ◇

 「OINARI 浅草ギンコ物語」/9月22日(月)〜27日(土)、東京・青山劇場で。S8500円、A7000円。名古屋公演もあり。問い合わせは東宝芸能(TEL03・3504・0789)。

=2003年8月28日朝日新聞(東京本社版)
夕刊マリオンから

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