東京は世田谷区、三軒茶屋に私のムーミン谷がある。
「嘘(うそ)だ。東京にムーミン谷があるもんか。しかも三茶になんてありえねぇ!」
いやいや、ムーミン谷と申しましてもミイやスニフの暮らすあの谷ではありませんよ。「私の」って書いてあるでしょ。
「おめぇのムーミン谷ってなんだよ?」
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よくぞ尋ねてくれました。え〜、ちょっとややこしいから頑張って読んで下さい。「私のムーミン谷」っていうのは、昨今の映画制作に欠かすことのできないデジタル映像の帝王、「オリエンタル・ライトアンドマジック」の「オー・エル・エム デジタル」というコンピューター・グラフィックスのアーティスト集団の中に、橋本聡という「コンピューター・ジェネレーテッド・イメージ」の「コンポジテッド・スーパーバイザー」が座っているデスクの半径4メートルを示しているのです。
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「……」
て、黙らないで下さいよ。
「日本語で言え日本語で!」
いやこれはもはや日本の言葉ですよ。ともかく、私の言いたかったのは橋本さんがムーミンに似てるってだけの話で。いや、顔じゃなく、醸し出す雰囲気が……。
「んなこと知るか。それにしても、カタカナ多くて何がなんだかわからんぞ」
ですよね。映画界も新旧入り交じって混乱してるってことですね。しかし、名作は混乱の中から生まれるのではないでしょうか。ま、ともかく「妖怪大戦争」を観(み)て下さい。待ちきれない人は「劇場版ポケットモンスターアドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者ルカリオ」をどうぞ。どちらも「オー・エル・エム デジタル」がビジュアル・エフェクトを担当しています。世代を超えて驚き、楽しんでいただけるはずです。