あなたの朝は紅茶とコーヒー、どちらで始まりますか?
私は、朝は紅茶派。それも濃いめの紅茶にたっぷりのミルクを入れて、お気に入りのカップで楽しむ。
まずポットとカップを温めて、その日の気分で茶葉を選び、お湯を注いでじっくり蒸らす。ミルクティーに向いているのは、アッサム、もしくはバニラやキャラメルのフレーバーティー。
色も香りも出たところで、ミルクの入ったカップに注ぐ。この一連の動作をしている間に体と頭が少しずつ目覚めていく……。
そう人に話すと、「朝は忙しいし、少しでも長く眠っていたい。だから、紅茶をゆっくり入れる時間も、茶葉を入れたポットを洗う時間もないわよ。ティーバッグがせいいっぱい」とよく言われてしまう。
そんなときにお薦めするのは、「ティーバッグでも紅茶をおいしく入れる方法」。必要なのは3分10秒の時間とちょっとの心遣いだけ。
まずあなたの好きなカップを選んでください。そしてそのカップに半分まで、熱々のお湯を注いで10秒数えます。お湯を捨ててティーバッグを入れ、熱湯を適量入れて、そしてカップのソーサーをふたのようにかぶせて3分蒸らします。ソーサーのないマグカップなら、そのへんにあるお皿でふたをしてください。ティーバッグでも、今までより数段香りとコクが豊かな紅茶が入れられるはず。
ぜひ、明日の朝はこうして紅茶を入れてみてください。その紅茶を飲んで、ちょっぴり幸せな気持ちになって、気分良く一日をスタートさせてほしい。
明日も一日、いい日でありますように。
(料理研究家:井上絵美 撮影:中本 徳豊)