我が家の調理器具で、鍋釜以外で使用頻度の高いものといえば、レモンスクイーザー。何に使うかというと、家族全員が人の2倍は食べるサラダのためだ。夜は外食がほとんどの夫も高血圧の母も、毎日サラダを欲する。長いこと家族のために作り、食べ続けていたので、私もサラダなしではいられない体になってしまった。
ドレッシングはシンプルに、塩とレモンとオリーブオイルのみということが圧倒的に多い。野菜をボールに入れて、お気に入りのオリーブオイルをかけあえてから、半切りレモンをスクイーザーを使って絞りかけ、ミネラル分たっぷりの自然塩をふりかけて全体をあえる。
コショウは使わない。いろいろな順番で作ってみたが、このオリーブオイル、レモン、塩が一番いい。先に塩をふると水分が出てしんなりしてしまうので、まずオイルでコーティングしてから味をつけるのがおいしい法則。レモンは硬いので絞るのがやっかいだが、これがあるとラクラク。心強い助っ人なので、気に入ったものが見つかるとすぐ買ってしまうため、我が家にはたくさんのレモンスクイーザーが集まってくるというわけだ。
このアイテムに関しては、ほとんどアメリカで購入している。その中で、最近、ハワイのキッチングッズ屋さんでかわいらしい外見にひかれて買ったのが写真のもの。キッチンに置いておくだけでうれしくなり、さらに使ってみると機能性抜群。
このデザイン性と機能性の両面を兼ね備えたものだけが、私が認めるキッチングッズなのです。
(料理研究家:井上絵美 撮影:中本 徳豊)