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2005.6.22(水)更新  殿が好んだ!?名菓

 
長五郎餅(京都府)
秀吉ゆかり 謎の老人の餅
 天正15(1587)年、豊臣秀吉が、京都・北野天満宮で開いた北野大茶会。境内にずらりとならんだ茶屋のなかに、河内屋長五郎と名乗る老人の出す店もあった。

 この長五郎、伝説によると不思議な人物だったようだ。天満宮の縁日には必ず姿を見せ、どこからともなくやってきては、数個の餅を売って去っていく。味の良さから評判となり始めたころ、市中に北野大茶会の開催を知らせる高札が掲げられた。上下の別なく参加を募る内容を見た人が、彼に出店を勧めたという。

 秀吉に気に入られ、菓子の命名を受けた「長五郎餅」=写真。味を引き継ぐ長五郎餅本舗は、北野天満宮内にも店を持ち、今ではお宮の祭事の供え菓子を一手に引き受ける。

 厳選した丹波小豆と十勝小豆をブレンド。3回水にさらしてから作り上げた餡(あん)を、江州米を2度蒸して仕上げた薄い羽二重餅で包みこむ。きめ細かく柔らかな餅は、ぎゅっという歯ごたえとなめらかな舌触り、あっさりとしたこし餡とあいまって上品な味わいを作り出す。

 梅雨の折、濃いお茶を入れて、室内で茶会としゃれ込みたい。

【お取り寄せ】
 「長五郎餅本舗本店」(京都市上京区一条七本松西)。「長五郎餅本舗本店」(京都市上京区一条七本松西)。北野天満宮境内茶店は、毎月25日のみ開店。本店ともに長五郎餅が2個付くせん茶セット(330円)、抹茶セット(480円)。「長五郎餅」(6個入り808円、10個入り1375円、15個入り1995円、20個入り2626円)。電話で注文を。午前8時〜午後6時。(木)休み。問い合わせは075・461・1074、http://www.chogoromochi.co.jp

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