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2005.8.24(水)更新  殿が好んだ!?名菓

 
会津駄菓子(福島県)
気持ち安らぐ庶民の味
 気持ちを楽しませてくれる色かたち、口に含めば原料そのものの味が伝わる素朴で自然な味わい。飴(あめ)やあんこ玉、黄粉(きなこ)ねじりなどの「会津駄菓子」=写真=は、福島県会津地方に伝わる庶民の味である。

 鶴ケ城を望む城下町に駄菓子が誕生したのは、江戸幕府が弱体しつつあった幕末の時代。この地に相次いだ不作や水害に加え「天保の大飢饉(ききん)」で苦しむ庶民の不安を案じた会津藩8代藩主松平容敬(かたたか)が、「庶民のための菓子を」と、1848(嘉永元)年、当時造り酒屋を営んでいた「本家長門屋」の店主に菓子作りを命じたのが始まりという。

 大名や武士らが口にする白砂糖を使った「上菓子」に対し、「駄菓子」とは、庶民の手に入りやすい麦や小豆などの穀類に黒砂糖をあしらって作った菓子のこと。各地方に駄菓子はあるが、江戸の流れをくむ会津駄菓子は形が大きく腹持ちがよいことから保存食としても使われたという。紅花やクチナシで色づけた「とり飴」や「だるま飴」は、今でも年始めの市に登場する縁起ものだ。

 駄菓子を囲んで家族や友人とだんらんのひとときを楽しみたい。

【お取り寄せ】
本家長門屋」(福島県会津若松市川原町)。会津駄菓子の詰め合わせ「お徳用袋セット」6種入り871円から、会津産のオニグルミをあんで包み黒糖をまぶした一口菓子「香木実(かぐきのみ)」17個入り1607円、天然ハマグリの貝殻に和三盆糖を詰め合わせた「貝千年」1個399円から。電話かファクス、インターネットで注文を。TEL0242・27・1358、FAX26・4772、http://www.nagatoya.net

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