ヨーロッパ 庶民のピアノ
1950、60年代の「うたごえ運動」で一世を風靡(ふうび)したアコーディオン。当時、喫茶店や居酒屋には、アコーディオンの伴奏にあわせて歌う若者が殺到した。今でも、小学校の授業からカラオケ大会の伴奏まで、老若男女になじみ深い楽器だ。
その原型が生まれたのは、1820年ごろのドイツ・ベルリン。ハーモニカに蛇腹を付けた「ハンド・エオリーネ」という調律器が元祖とされる。すぐにオーストリアで商品化された。はじめは鍵盤はなくボタンだった。リードの打ち付けられたプレートに蛇腹で風を送り、リードを振動させて音を出す。後に改良がすすみ、ボタン部分が鍵盤のピアノ式アコーディオンが生まれた。左手に和音が出せる100個以上のボタンが付いたものもあり、中には100本ほどのリードが張り巡らされている。
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ヨーロッパ各地の職人によって改良が重ねられたアコーディオンは、特にフランスで広まった。「貧民のピアノ」と呼ばれるほど親しまれ、一般の家庭でも一家に1台あったという。今でも、結婚式などの祝い事はもちろんのこと、街中を歩いたり、地下鉄に乗ったりするだけで、その音色を耳にすることができる。
◆「ミュゼット−−フレンチ・アコーディオン」(写真)

フランスを代表するアコーディオン奏者ジョー・プリヴァをはじめ、アンドレ・アスティエ、イベット・オルネらが演奏したミュゼット音楽を収録したベスト・アルバム。2548円。
上記CDを5人にプレゼントします
応募は3月24日まで

提供
 カルタコム
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◆「はるのきざし」(写真)

田ノ岡のソロアルバム。YMOの名曲「君に胸キュン」のカバーやドビュッシーの「月の光」、オリジナルなど全8曲。2000円。問い合わせは山野楽器・銀座本店(03・3562・5051)。
◆寺井尚子「ベスト」(写真)
98年の「シンキング・オブ・ユー」以降、01年までの活躍をたどるベストアルバム。「リベルタンゴ」ほか2曲で、ミュゼットをジャズと融合させたアコーディオン奏者リシャール・ガリアーノと共演。全12曲。2548円(ビデオアーツ・ミュージック)。
◆楽屋(らくや)
東京都目黒区上目黒2丁目(中目黒駅、TEL03・3714・2607、http://www.rakuya.net)。
ブルーノート東京で働いていた経験もあるマネジャーの増茂光夫さんが経営するバーレストラン=写真。カジュアルな雰囲気だが、本格的な音色で演奏が楽しめる。午後6時〜午前1時。
4月1日(金)、午後7時半、9時、田ノ岡が所属するグループ「aco−nico」のライブ。二胡(にこ)2台とアコーディオンの共演。チャージ1500円。
◆ワークショップ「アコーディオンの奏法や可能性について」
3月27日(日)午後3時、東京都文京区本郷2丁目のトーキョーワンダーサイト(御茶ノ水駅、TEL03・5689・5331)。
世界各国で活躍するドイツの名手シュテファン・フッソングが、アコーディオンの機能や奏法について演奏を交えながら指導する。全3回(2回目は8月の予定)。定員50人。要予約。1500円、高・大学生1000円。
◆本「アコーディオン愉(たの)し」
プロ奏者の金子元孝が書いたエッセー集。楽器にまつわるエピソードや演奏方法を紹介。1050円。問い合わせは新社会文化出版会(03・3554・0033)。
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