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乾杯 日本ワイン
今週のワイン
ドメーヌ・ソガ (2)
オブセワイナリー
住所 長野県小布施町押羽571
電話番号 026・247・2050
ホームページ http://obusewinery.com
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「00メルロ プライベートリザーブ」 赤
720ミリリットル 5000円
※「00メルロ プライベートリザーブ」全国取り扱いリストはここをクリック
「00メルロ プライベートリザーブ」
vol.3 飲み頃楽しみなメルロ
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 ヨーロッパ系の赤ワイン用のブドウであるメルロは、フランス・ボルドー地方でシャトー・ペトリュス、ル・パン(どれも1本5万円はする)など、超高級赤ワインを生む。

 よい赤ワインになればなるほど飲み頃になるまで何年も寝かせなければならないし、瓶詰めされたばかりの若いワインを飲むならばデカンター(ワイン用のガラス製の容器)に移したほうがよい。私は今回のワインをデカンターに移し1時間待つことにした。それは赤ワインを空気と十分になじませることで酸化を促し、少しでも渋みを飲みやすくさせるためである。

 やはり口に含んでみると期待どおりの味わいになっている。「舌先に感じる濃縮されたブドウの甘みもあり、絹のような舌触り」だ。トップクラスの赤ワインと比べることは難しいが、同価格帯だったらかなりいい勝負になる。

 ヨーロッパのブドウ畑ではあたりまえのことだが、このワインを仕込んだ曽我彰彦さんは、春先にブドウの木をしっかり剪定(せんてい)する。そうすることで今年のブドウに養分が集まり、甘みのあるブドウが得られるからだ。

 寒さの残る早春の畑で、枯れ枝を切り落とす作業は大変なことだ。芽の数を減らせばその年の収穫量が減るわけで、必然的にブドウのコストは高くなってしまう。できれば少しでも高い値段でワインを売りたいに違いない。

 ところが曽我さんは価格面で少し無理をしているように思える。きっと一生懸命に仕込んだ大切なワインを、少しでも多くの人に試してもらいたいのだろう。だから、このワインを飲んでいると、フランスのブドウ畑で働く農民たちのひたむきな姿勢を感じることができる。

 そう思えば、このワインを正当な価値で売られる前に買いたくなるのがソムリエの性(さが)。希少なワインだけに私個人のセラーにも何本かストックすることにしよう。おそらく3年後あたりが飲み頃になるだろうか。

「00メルロ プライベートリザーブ」 全国取り扱い店リスト
長野県セラー キタムラ: 長野市南千歳町1の3の7 アイビースクエアビル1F
中島酒店: 松本市中央1の3の7 萬屋酒店: 信濃町柏原2711の23
ながの東急百貨店
愛知県 よしのや: 岡崎市市場町東町93よしのや通販ショップ:http://www.yoshinoyasake.com/
たちばなや: 美和町木田八反田17の3
※オブセワイナリーによる/「プライベートリザーブ」は、品切れの場合もあります


(2003年5月12日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

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