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乾杯 日本ワイン
今週のワイン
登美の丘(2)
サントリー登美の丘ワイナリー
住所 山梨県双葉町大垈2786
電話番号 0551・28・7311
ホームページ http://suntory.jp/FACTORY/
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登美の丘 赤 00
720ミリリットル 3010円
※登美の丘 取り扱い店リストはここをクリック
登美の丘
vol.11 ガーネットのように美しい色
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 仏・ボルドー地方のジロンド川左岸には、五つの1級格付け赤ワイン、「ラフィット」「ラトゥール」「マルゴー」「ムートン」、そして「オー・ブリオン」がある。

 これらの最高級ワインには、「カベルネ・ソーヴィニョン」「カベルネ・フラン」「メルロ」が使われる。

 霜や雨によってブドウが受ける被害を最小限に抑え、毎年安定した収穫量を確保する目的もあり、この3種類のブドウは同じ畑で栽培される。これらは個々に収穫され、発酵、熟成の過程を経て、できあがった3種の原酒が、最終的にはブレンドされて1本の赤ワインとなる。

 このブレンドの比率に表れる、各シャトーのワインの持ち味が、ソムリエにとっての楽しみでもある。

 山梨県の「登美の丘」でも、ボルドーと同様に3種類のブドウから赤ワインが造られている。

 毎年出荷されるのが、ワイナリーの名前を冠した「登美の丘」。特に天候が良く、質の良いブドウが収穫された年に限って、「特別醸造ワイン『登美』」(1997年収穫、10010円、総瓶詰本数4994本)のような“特別版”を発売する。

 このようにぜいたくなワイン造りができるのも、広大な自社畑を所有し、しっかりとした醸造設備が整っているからだろう。

 今回は「登美の丘」(00年収穫)を味わう。「ガーネット」のように美しく澄んだ色合い、オークの樽(たる)で熟成されたワイン特有の「杉の樹皮」のような香りと、熟れたブドウから生じる「甘く熟した赤い果物」の香りがする。口にすれば渋みがとても穏やかで、「ソフトでデリケート」なワイン。

 同じ年のボルドーの赤ワインに比べてもこちらの方が飲みやすく、チーズをつまみに味わっていると、知らず知らずに瓶が空になっていた……。音楽を鑑賞している時のように、心地良く、時間を忘れさせてくれるワインだ。

登美の丘ワイン 首都圏取り扱い店リスト
東京都カーヴ・ド・ヴァン・・・・・・港区元赤坂1の2の3 サントリービルB1
東急本店 松坂屋 銀座店・上野店
新宿タカシマヤ 立川高島屋
千葉県 伊勢丹 松戸店
群馬県 高崎高島屋
※サントリーによる/登美の丘(赤)は取り寄せの場合もあります


(2003年7月21日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

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