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乾杯 日本ワイン
今週のワイン
ルミエール
ルミエール
住所 山梨県一宮町南野呂624
電話番号 0553・47・0207
ホームページ http://www.lumiere.co.jp
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光 赤 01
750ミリリットル 3000円
※ルミエール 首都圏取り扱いリストはここをクリック
光 赤 01
vol.19 長い余韻 印象的な甘い香り
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 1885年に設立されたルミエール(旧社名、甲州園)は、山梨で歴史のあるワイナリーの一つ。

 代表を務める塚本俊彦さん(72)はルミエールのブランドを国内外に広め、国産ワインの普及に貢献した第一人者として広く知られている。生産するワインの中でも自慢の一つが「甲州古酒 光」(1985年収穫、白)。「皇太子殿下、雅子妃を囲む夕食会の食卓を飾った」と、ホームページにも掲載されていた。

 ブドウ栽培を担当する小山田幸紀さん(28)は、休日の訪問にもかかわらず、快く迎えてくれた。小山田さんの経歴はユニークで、大学卒業後に東京都内のソムリエスクールに通い、「今度はワインを造りたくなりルミエールに入社した」と言う。2ヘクタールのブドウ園は手入れが行き届いていて、「このブドウなら、きっと素晴らしいワインになる」と確信させられた。

 今年、「光」ブランドから「甲州古酒」に続き、赤と白の二種が新発売される。心を込めて育てた自社ブドウ園に栽培された欧州品種「カベルネ・ソーヴィニョン」から造られた赤ワインに、私は心ひかれた。01年は1500本だけしか仕込まれていない。

 グラスに注がれたワインは「黒々とした色合いで、つやがあって」風格のある色調。「黒砂糖や小豆のように甘く、焦げた香り」が印象的で、口に含めば「風に吹かれた広葉樹の葉がサラサラと音を立てたように」きめが細かく、おだやかな波長が余韻に長く残る。時を経て美しさを増す日本庭園のように優美で、それでいて壮健さを感じさせるワイン。

 訪れて、「これまで塚本さんが築き上げてきた土台に、小山田さんのような若い世代の人々が新たな息吹を吹き込むことで、『ルミエール』のブランドが継承されるのだ」と、私は切に感じた。

 「ルミエール」という看板を背負って頑張る若いエネルギーで、これからの国産ワインを盛り上げてほしい。

ルミエール 首都圏取り扱い店リスト
東京都 イン・ヴィーノ・ベリタス・・・・・・千代田区平河町2の7の1塩崎ビルB1
※ルミエールによる


(2003年9月29日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

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