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乾杯 日本ワイン
今週のワイン
シャトー・メルシャン(2)
メルシャン勝沼ワイナリー
住所 山梨県勝沼町下岩崎1425の1
電話番号 03・3231・3961(お客様相談室)
ホームページ http://www.chateaumercian.com
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シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 01 白
750ミリリットル 6010円
※シャトー・メルシャン 取り扱い店リスト
http://gourmet.mercian.co.jp/chateau/index.php
シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 01 白
vol.21 濃厚な香り、コクがある味
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 メルシャンのルーツといえる「大日本山梨葡萄酒(ぶどうしゅ)会社」は、1877年に設立された。その後、国産ワインのトップブランドの一つとして成長したメルシャンが手がける「シャトー・メルシャン・シリーズ」は、国内外で知られる。昨年6月ラベルを一新して、全13アイテムが発売された。

 プライベート・リザーブの4本は、山梨県勝沼町の「城の平」「鳥居平」、長野県の「北信」「桔梗ケ原(ききょうがはら)」の四つの栽培地区のブドウを使ったワイン。「海外に負けない品質の国産ワインを誕生させる」目的で生まれた「シャトー・メルシャン」の最高級品だ。

 白ワイン「北信シャルドネ」の評価は高い。「北信」とは長野県北部の豊野町、須坂市、高山村を中心とした千曲川沿いの傾斜地に点在する畑を指す。水はけが良いうえ、雨も少なく、昼夜の寒暖差が大きい。これらの条件は冷涼な気候の仏ブルゴーニュ地方を故郷とする「シャルドネ」には最適の場所である。

 グラスの中のワインは「透き通った黄色いシトリン石」のように美しく、「焼きたてのブリオッシュ」のような甘く濃厚な香り。「バターのようにとろける柔らかな触感」がありながらも、まろやかで「ヨーグルトのような酸味」が余韻に広がる。「たっぷりとブドウのエキス分」が詰まっていて、とてもコクがある味。銘柄を知らされず口にすれば、「ブルゴーニュ産の特級白ワイン」と、答えてしまうかもしれない。

 今年、パリの老舗(しにせ)ホテルのメーンダイニングで食事をする機会があった。ワインリストに「シャトー・メルシャン」を見つけ、感激してソムリエに話しかけてみた。どうやら彼らも日本のワインに興味をもっているようだ。

 海外で日本のワインが広まっていくのはうれしい。だが「本当に認められているのだろうか」と、つい心配にもなる。新しいラベルの「シャトー・メルシャン」を手に、「これからも国産ワインをリードしてほしい」と、切に思った。


(2003年10月13日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

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