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乾杯 日本ワイン
今週のワイン
ソラリス
マンズワイン小諸ワイナリー
住所 長野県小諸市諸375
電話番号 03・5521・5111(キッコーマンお客様相談室)
ホームページ http://www.kikkoman.co.jp/manns
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ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン 00 赤
750ミリリットル 5000円
ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン 00 赤
vol.25 驚くほど力強く、偉大な味わい
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 しょうゆメーカーとして知られる「キッコーマン」の出資によって、1962年に設立された「マンズワイン」。

 68年には山梨県の万力山に15ヘクタールの万寿農場を開き、本格的なブドウ栽培を開始する。現在は山梨県の勝沼ワイナリーのほかに、長野県に小諸ワイナリーがある。「レインカット・システム」と呼ばれる方法を開発し、雨を嫌う欧州系ブドウ品種の栽培を身近なものにするなど、国産ワインの品質向上に大きく貢献し、一方では手頃な「庶民のワイン」の普及にも力を注いだ。

 国産ブドウを100%使用したプレミアムワインのブランドが「ソラリス(太陽)」シリーズ。そのソラリスのなかでも小諸ワイナリーで造られている「信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン」の評価が高い。

 仏・ボルドー地方の主要品種である「カベルネ・ソーヴィニョン」は、日本の気候では栽培が難しく、酸味と渋みが強いワインになる。しかし昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい傾斜地が多い長野県上田市は、欧州系のブドウ栽培に適している。

 グラスに注がれた「信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン」(00年)は「インクのように黒々とした濃い色調」で、ブドウの果汁から抽出された色素成分の多さに圧倒される。たき火の後に残る「焦げた木材が放つ煙のにおい」、そして「漢方薬を連想させる、濃厚な香り」はボルドー地方メドックの最高級赤ワインを思わせる。口に含めば「驚くほど力強く、腰のしっかりとした味わい」で、渋みが口蓋(こうがい)に長く残り、まるで「大地にしっかりと根を張った古木のような風格」がある。「太陽と地中のエネルギーが集約された偉大な味わい」だ。この値段で、「よくここまでの赤ワインを造ったものだ」と感心させられる。赤ワインを飲みなれた方に、ぜひお勧めしたい。

*ソラリス信州東山カベルネ・ソーヴィニヨン(00年)は、12月末に発売予定です。


(2003年11月17日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

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