asahi-mullion.comのロゴ
■トップページ ■サイトマップ ■検索ページ ■バックナンバー
乾杯 日本ワイン
今週のワイン
高畠ワイン
高畠ワイン
住所 山形県高畠町糠野目2700の1
電話番号 0238・57・4800
ホームページ http://www.takahata-wine.co.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・
01ピノノワール
赤 ミディアムボディー
720ミリリットル 2510円
01ピノノワール 赤 ミディアムボディー
vol.32 仏原産「ピノ・ノワール」に注目
イラスト
イラスト・マリオン編集部
 1991年、山形県高畠町にオープンした「高畠ワイナリー」は、もともと長野県塩尻市にあった、1948年設立の「太田ぶどう酒」が前身である。幾つかの移転先候補地の中から、土壌や気候が欧州系のブドウ品種にとって適しており、地元農家が協力的だった同町にワイナリーを設立し、今では年間約30万人もの観光客が訪れる。

 山に囲まれ降雨量の少ない場所だが、年間の日照時間は十分ではない。試験農場での研究を欠かさず、「シャルドネ」「メルロ」「カベルネ・ソーヴィニョン」などの欧州系ブドウ品種の栽培を可能にし、既にいくつもの素晴らしいワインを生んでいる。

 中でも私が注目しているのは、栽培が難しい仏・ブルゴーニュ原産の「ピノ・ノワール」による赤ワインである。思うようにブドウの成熟が進まない年は赤ワイン造りをあきらめると聞くが、01年は病害もなく、2300本が仕込まれた。

 まだ瓶詰めされたばかりのラベルの張られていないワインが届いた。コルクを抜き、ワインを十分に休ませてやり、グラスに注いでみた。

 淡い色調であるが「漆の器のように」心を和ませる光沢である。「赤い果実をすりつぶしたような甘酸っぱい香り」は若々しく、口に含んでみても、舌先に感じる「ぴりりとした酸味」によって刺激が与えられる。ところが時間をかけて飲んでいると「とろりとした触感と、甘い果実味に包み込まれる」ような味わいが口中に広がる。これこそが「ピノ・ノワール」。若いうちは「やんちゃ」なところもあるが、時間がたつと「落ち着き」を取り戻す。「行く末が楽しみな子供」のようなワイン。

 まだ「試行錯誤を繰り返しながらピノ・ノワールを仕込んでいる」と、手紙に書かれていたが、これだけの味なら大丈夫。木の芽や山菜を天ぷらにして合わせてみたい。

*「01ピノノワール」は4月上旬発売予定です。


(2004年1月19日朝日新聞東京本社朝刊のマリオン紙面から)

asahi-mullion.comのトップページへ
asahi-mullion.comのトップページへ

このホームページ(asahi-mullion.com)についてのご意見や情報提供は
hp-info@asahi-mullion.com

朝日新聞のマリオン紙面への掲載や問い合わせなどは
〒104-8011 朝日マリオン21・マリオン編集部
(TEL03-5540-7411 FAX03-3545-0525)
Eメールはpaper-info@asahi-mullion.com

asahi-mullion.comに掲載の記事や情報、写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2004 Asahi Mullion 21. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.