昨年、16歳で座長を務めて話題になった舞台「あずみ」が、今年4月に再公演されることになった。原作は、小山ゆうの同名漫画。戦国時代末期の刺客として育てられた美少女剣士を演じる。
演出家の岡村俊一による稽古(けいこ)は、演じる世界に役者が入り込むように5分以上の休憩を許さない厳しいもの。1日に7〜8時間、ほぼぶっ通しで続く。精神的な強さも求められるが、「家では、なんにも考えずにぼーっとする時間を大切にしています。嫌なことや辛さをいったん自分の中でリセットすることで、前向きに頑張れる」。ひたむきに取り組んだからこそ、過酷な状況を生きる「あずみ」を表現できた、という。舞台ならではの緊張感を大切にしながら、より深く観客を魅了する演技を目指している。
ドラマや映画にも活躍の場を広げているが、今後は「海外進出したい」と強いまなざしで目標を語る。映画「同じ月を見ている」で香港の俳優・エディソン・チャンと共演したことで、日本との文化の違いを知り、視野が広がった。現在、英語を勉強中だ。「得意のダンスが生かせるミュージカルにも挑戦したい」。17歳とは思えない大人っぽい雰囲気が漂う中に、あどけない笑顔がのぞく。少女から大人の女性へと魅力を増す姿を感じた。
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4月1日(土)〜16日(日)、明治座で公演。
写真は去年の舞台。
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