公開中の宮部みゆき原作のアニメ映画「ブレイブ ストーリー」で、陰のある謎めいた小学生・ミツルの声役に挑戦している。
運命を変えるため、扉の向こうの世界へと足を踏み入れる主人公・ワタル(声・松たか子)。彼より先にその世界へ入り、強い思いを抱いて迷うことなく進んで行くミツルは、時に残酷な一面を露(あら)わにする。
テレビのバラエティー番組などで見せる姿と全くイメージの異なるミツル役に、「本当に僕でいいの?ってすごく思いましたね」。
初めての声優は、「普通の演技と違い、声だけで表現しないといけないし、自分の声だけ聞くのは不慣れで難しかった」と話す。役作りに、小学校の前で待ち伏せし、今時の小学生がどんな会話をしているのか立ち聞きしてきたという。
映画の内容は「『純粋な勇気』を感じることができる映画」、と語る。自身の小学生時代を聞いてみると、「テストが嫌で教室から逃げたことがあるんです。その時、逃げる勇気と、次の日先生に謝る勇気を学びました」といたずらっぽく笑う。
その半面、大人の雰囲気も見せる20歳。「自分は何が向いているのかまだわからないから、いろいろな事に挑戦していきたい」と、様々な可能性を感じさせる。時に笑いを織り交ぜながら、一つ一つの質問に、丁寧に真剣に、飾らない言葉で答える姿に、人気の理由を垣間見た。
|
|
全国松竹・東急系で公開中。ウエンツ演じるミツルは、幻界(ビジョン)では一級の「魔導師」。
|