
ピンク、黄色、白……。色鮮やかな花たちが、次々と束ねられていく。「マドラーレイク」主宰・南畝隆顕(のうねんたかあき)さん=
写真上=のアレンジの基本は、花本来の美しさを生かすこと。どの花も引き立て役にせず、それぞれを輝かせるように作っているという。
百貨店のCMや雑誌、ブライダルなどでも活躍する南畝さん。大学では染色を学び、生地をデザインする仕事から花の世界に。独特な配色のセンスはその中で磨かれてきた。
今回注文したのは、「地方で祖母の介護をしている母に渡す、心が明るくなるような花束」。予算は送料別で1万円。母の好きな色を聞かれて紫と答えたものの、母の日に紫は難しいかな、と思いながらスタジオにお邪魔した。
天井の資材、店内の絵や小物はニューヨークから船で運んだという。ナチュラルスタイルのアレンジの先駆けとなったニューヨークのマドラーレイク本店の雰囲気をそのまま伝えるスタジオだ。

見る間に花束ができあがる。最後にもう一度水揚げをすると、ため息が出るほど豪華な花束の完成だ=
同下。シャクヤク、バラ、ラナンキュラスといったカラフルな花の中でも、濃淡2色の紫のカーネーション「ムーンダスト」がしっとりと存在感を主張している。
「明るい色の花で華やかに作りました。丸い形の花を集めて優しさを、大きなシャクヤクで特別な感じを表現。しま模様のフレンチマリーゴールドはミツバチをイメージし、遊び心をプラスしました」と南畝さん。派手な色の花を組み合わせても上品さを漂わせるプロの手腕に、ただ感心するばかり。
「オートクチュールの花束」だからといって注文の仕方を難しく考えなくてもいい。「自分がきれいだと思うものを『一緒に見て!』という気持ちでプレゼントするのがいいと思います」
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マドラーレイク」 東京都世田谷区北沢5丁目(東北沢駅、TEL03・5454・1487、FAX5454・0887、
http://www.madderlake.co.jp)、午前11時〜午後7時。電話、ファクス、ホームページで、届けたい日の1週間前までに予約を。予算は1万円程度から。