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2005.5.11(水)更新  特集/ホテルで快眠ステイ

 「安眠」や「快眠」を求める人が増え、都内のホテルでも、さまざまなサービスを用意しています。たまにはぜいたくに、ホテルステイを楽しんではいかがでしょう。

 
購入希望者向け宿泊プランも
  ヘブンリーベッド 
「ウェスティンホテル東京」  世界中のチェーンホテルで導入を進める、オリジナルの「ヘブンリーベッド」が人気の「ウェスティンホテル東京」。
 白で統一された上品なベッドの本体は、人間工学に基づいて体に負担をかけないように作られており、体を横たえるとふんわりと優しく沈みこむ。
 01年には8室だったが、現在は約9割の部屋に導入され、年末までには全438室に完備される予定だ。初めは、ホテルでの利用のみだったが、02年ごろから購入希望者が増え販売を開始。今では寝心地を体験する宿泊プランもある。月に約50組が利用し、そのうち約10%の人が購入するという。セミダブルの本体だけで約25万円と高価だが、半数の人は、枕や布団、シーツなどをひとそろえ購入する。「利用して、気に入ったビジネスマンが家族のために」「腰痛持ちの老夫婦が寝起きの心地よさに驚いて」など、客はさまざま。
 なかでも、30代の女性が、「頑張った自分へのご褒美に」と、買い求める姿が多くみられるという。


 「ウェスティンホテル東京」 東京都目黒区三田1丁目(写真、恵比寿駅、TEL03・5423・7000、http://www.westin-tokyo.co.jp)。7月31日(日)まで、ヘブンリーベッドテイスティングプラン(デラックスツイン)2人で2万6000円〜。宿泊税別。ベッド購入時には宿泊料金分が割り引かれる。

 
プランや施設を吟味し ホテルの良さを味わって
 せきねきょうこさんに聞く

 「様々なストレスから純粋に眠ることができていない人が増え、各ホテルが『寝る場所を提供する』という基本に近づき、寝具などに力を入れ始めている」と話す。
 「私は、寝る2、3時間前から、目覚めるまでを『眠り』ととらえ、ホテルでは就寝前にスパやマッサージで疲れをほぐし、ハーブティーなど温かいお茶を飲んでのんびり過ごします。朝は目覚めてから1時間ほど、まどろむ時間を楽しみます」
 最近注目するのは、先日リニューアルした帝国ホテルとホテルオークラ。「快眠を追求したオリジナル寝具や、マイナスイオン発生器などの設備が備わっている」という。
 「インターネット限定などの手頃なプランをうまく利用し、施設を吟味して味わってほしいですね。男性も積極的に利用してほしいです」
 ◆ホテルジャーナリスト。世界中のホテルを取材。著作に「幸福なホテル」(光文社)など。

 ◆「快眠ルーム」も登場
 東京・汐留の「ロイヤルパーク汐留タワー」(TEL03・6253・1111、http://www.rps-tower.co.jp)が、寝具や照明器具、電動カーテン、映像などを「リラクゼーション・入眠・熟眠・目覚め」の4段階でプログラミングした1人用の「快眠ルーム」を1室新設した。16日(月)からは同室の宿泊プラン(3万1000円、朝食付き)を実施。宿泊税別。

 
シルクを思わせる肌触り
  新疆綿のリネン 
「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」  緑に囲まれ、「都会の中のリゾート」という言葉がぴったりの「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」。
 「インテリアや料理だけでなく、明日への活力を作る『最良の眠り』を提供するのもホテルの本来の役割です」と、客室サービス課長の東郷弥(ひさし)さん。7月末までに、米の高級メーカー特別仕様のベッドを全室に導入する予定だ。
 リネン類も、最高級品質といわれる中国・新疆(しんきょう)産の「新疆綿」100%のものに替えている。生地1インチ四方に織り込まれている糸の総本数が従来の倍近く、まるでシルクのような肌触り。「裸で寝る習慣のある、外国のお客様は違いをすぐに感じられたようです」。シワになりにくいので、目覚めた時のさわやかさも格別だ。


 「フォーシーズンズホテル椿山荘 東京」 東京都文京区関口2丁目(写真、江戸川橋駅、TEL03・3943・2222、http://www.fourseasons-tokyo.com)。6月1日(水)〜9月30日(金)までは、1室2人利用、1人1万8000円〜(朝食付き)のプランも。宿泊税別。
 
NASA開発の新素材使用
  テンピュール製枕 
「渋谷エクセルホテル東急」  東急ホテルズは、今年4月1日全国に展開する4ブランド54のホテルにテンピュール社製の枕を導入した。テンピュールは、米航空宇宙局(NASA)が開発した体圧分散に優れた素材。同社製に決めたのは、試験的に何種類かの枕を導入したときに、宿泊客に一番好評だったからだ。03年にビジネス向けの「東急イン」のすべての客室に取り入れ、評判だったので拡充した。各部屋にはテンピュール社製と、異なる枕の2種類が用意されているので、好みで選べる。宿泊客からは、「肩が凝らなかった」「安眠できた」などの声があり、宿泊後に購入する人も多いという。


 「渋谷エクセルホテル東急」 東京都渋谷区道玄坂1丁目(渋谷駅、TEL03・5457・0109、http://www.shibuya-e.tokyuhotels.co.jp)。マッサージチェアを設置したコンフォートシングル2万1945円、エクセルツイン3万30円=写真=など。宿泊税別。

(2005年5月11日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)
 

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