約300年前に植えられ、江戸の大火にも、関東大震災、戦争による空襲などにも耐え抜いたという木々が茂る=
写真。海水が出入りする池があることで知られる大名庭園で、四季折々の植物が楽しめる。
東京都中央区浜離宮庭園(築地市場駅、TEL03・3541・0200)。入園料300円、65歳以上150円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。
広葉樹17万本が茂る人工の森 明治神宮
神社を囲む72ヘクタールに約17万本が茂る。大正9(1920)年の創建当初、100年後の状態を見越して植林した人工の森=写真。東京にはシイやカシなどの照葉樹が向いていると判断した当時の植物学者たちの先見の明に驚かされる。「樹木の養分になる森の中の落ち葉はそのままにしておく」という先人の教えを受け継いでいる。
東京都渋谷区代々木神園町(原宿駅、TEL03・3379・5511)。
江戸時代から残る豊かな緑 自然教育園
巨木から低木まで約150種、約1万本が茂る。江戸から大正時代まで一般に開放していなかったため、豊かな緑=写真=が残る。ひときわ目に止まる大きなスダジイは、江戸時代、地方の藩主が屋敷をつくるとき、周りに築いた土塁の上に植えたものだという。
東京都港区白金台5丁目(白金台駅、TEL03・3441・7176)。入園料300円、高校生以下無料。(月)休み。
周囲包むスダジイやタブの森 円覚寺
ウグイスなど鳥の声がこだまするスダジイやタブ、カシ、クスなどの広葉樹の森=写真=が周囲にこんもりと。国宝の洪鐘(おおがね)のそばにある「見晴茶屋」では、名物の「福ところてん」を味わいながら緑の向こうに富士山を望める。
神奈川県鎌倉市山ノ内(北鎌倉駅、TEL0467・22・0478)。拝観料200円、小中生100円。午前8時〜午後5時(11〜3月は4時まで)。