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2005.6.29(水)更新  特集/レストランのシェフが提案 変わりそうめんを味わう

 夏の風物詩そうめん。贈答品としても重宝され、食卓に並ぶ機会も増えます。ちょっとしたアレンジで見た目もおしゃれに。レストランのシェフが提案する家庭で簡単につくれるレシピを紹介します。
 
スペインのスープ  ガスパチョを絡めて
ガーリックトーストを添えて
(盛りつけ田島富佐江)
キャピトル東急ホテル「ケヤキグリル」安里優治料理長写真
 スペインの代表的なスープ「ガスパチョ」を凍らせて、コンソメゼリーを絡めて食べる。「グラスに入れれば、デザート感覚で楽しめます」
【作り方】
(1)コンソメスープを沸かして、水で戻した板ゼラチンを入れ冷蔵庫で約30分冷やす。
(2)キュウリと黄色パプリカをおろし金ですり下ろし、トマトジュース、酢を加え、調味料で味を調える(ミキサーを使っても可)。
(3)(2)を冷凍庫で凍らせる。時々フォークで削って、かき氷状にする。
(4)半分に折ったそうめんをゆで、冷水で冷やし、水気を切ってオリーブ油で絡めておく。
(5)器に(1)を入れ、そうめんを盛りつけ(3)をかける。
※ (2)をキュウリ、黄色パプリカ、トマトジュースに分けて凍らせると、色彩が楽しめる。

【材料】(4人分)
市販のコンソメスープ(240ミリリットル)、板ゼラチン(4g)、そうめん(200g)
★ガスパチョ
キュウリ1本、黄色パプリカ1個、トマトジュース(300ミリリットル)、酢(大さじ3)、オリーブオイル(60ミリリットル)、ペッパーソース4滴、塩・コショウ・砂糖(適量)


◆「キャピトル東急ホテル」 東京都千代田区永田町2丁目(溜池山王駅、TEL03・3581・4511)。

●フードスタイリスト田島富佐江さんがアドバイス

 ガラスや陶器など器の選び方で気分が変わります。盛りつけるときには、イクラやパプリカなど赤い具を意識して選んでみてください。雰囲気がぐっと明るくなります。
 フードスタイリスト。「Team−F1」(http://www.fst-f1.jp/)チーフコーディネーター。



イタリアの前菜風に  栄養と遊び心を添え
お好みでバジルをのせて
「カフェ&レストラン オルジーノ」山田直樹さん
 旬の野菜、トマトの甘みが生きた味。ソースを作り置きすれば、すぐに食べられる便利な一品。「夏ばて気味の身体には、栄養のバランスを考えて生ハムを添えてみては。そうめんを生ハムに巻いてしまえば、遊び心のある盛りつけが楽しめます」
【作り方】
(1)ソースを作る。ニンニク1片をすり下ろし、酢(大さじ5)、オリーブオイル(140ミリリットル)を混ぜ、塩・コショウで味を調える。オリーブオイルはできればエキストラバージンを。
(2)ミニトマト1パックのヘタを取り、半分に切る。
(3)(1)と(2)を絡める。トマトの甘さに応じて砂糖を大さじ1、2杯かけると味がひき立つ。
(4)ゆでて冷やしたそうめんに(3)をかける。

◆「カフェ&レストラン オルジーノ」 東京都三鷹市下連雀3丁目(三鷹駅、TEL0422・45・7860)。





※注文は電話か、ファクス、HPで受け付ける
ヘルシー志向の人に人気  ●稲葉そうめん

 秋田と言えば「稲庭うどん」が有名だが、厳しい冬はそうめん作りにも適している。油を使用するのが一般的だが、うどんの製造技術を生かして油を使わない。ヘルシー志向の人に人気があるという。「いなにわそうめん・孔嘉/紙箱」(2100円、50グラム×14束)など。
 寛文五年堂(秋田県湯沢市稲庭町、TEL0120・172819、FAX0120・172846、http://www.kanbun.co.jp)。

瀬戸内の気候が育てた味  ●小豆島そうめん

 小麦栽培に適した晴天が多く、瀬戸内の温暖な気候により育まれた香川県産の小麦、日本名水百選に選ばれた「湯船の水」を使用。めんの酸化を防ぐ純正ゴマ油を使うため寝かせても風味が変わらないという手延べそうめん「島の光」(1570円、50グラム×16束)など。
 讃岐民芸社(香川県坂出市元町3丁目、TEL0877・46・3541、FAX45・3866、http://www.sanuki-m.com)。

高度熟成法でもちもち  ●島原そうめん

 各工程で小麦粉が一番熟成する温度の管理をする「高度熟成法」による、もちもち感が特徴。寝かさず作りたてを発送。「手延素麺 島原 一刻物の極」(2100円、50グラム×15束)など。
 素兵衛屋(長崎県北有馬町、TEL0120・601808、FAX0957・65・7110、http://www.sobey.co.jp)。

伝統製法による手延べめん  ●かも川手延べそうめん

 瀬戸内海の塩に恵まれ、良質な小麦の産地だったことから、めん作りが盛んだった岡山で、伝統的製法で手延べめんを製造している。「かも川手延そうめん」(2800円、50グラム×40束)など。
 岡山手延素麺(岡山県里庄町、TEL0865・64・5678、FAX64・5680、http://www.okate.co.jp)。

1年寝かせたコシの強さ  ●三輪そうめん

 そうめん発祥の地といわれる奈良・三輪で、江戸末期からそうめん作りをしている老舗(しにせ)。冬季に製造し専用の熟成庫で1年以上寝かすことで、よりこしのあるめんに仕上がる「蔵囲」(3150円、50グラム×20束)が人気。
 池利(奈良県桜井市茅原、TEL0744・43・2421、FAX43・2029、http://www.ikeri.co.jp)。


(2005年6月29日、朝日新聞マリオン欄掲載記事から。商品価格、営業時間など、すべての情報は掲載時点のものです。ご利用の際は改めてご確認ください)


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